スポーツアンカー・田中大貴さんのYouTubeチャンネル「アスリートチャンネル」内で行われた現役時代近鉄等で活躍し、野球評論家・金村義明さんによる「どこよりも早い」戦力分析。
シリーズラストは、昨季セ・リーグBクラスのDeNA、中日、広島の3チームについて分析された。
【動画】金村義明氏が語る、あの球団のキャンプは惚れる!
・今すぐ読みたい→
結局は戦力外通告?ノンテンダー・秋吉の独立リーグ入りで日ハムの「あの発言」に注目集まる https://cocokara-next.com/athlete_celeb/ryoakiyoshi-non-tender-02/
DeNAの期待と課題
今季、金村さんさんイチオシの球団と話すのが、DeNAだ。
昨シーズンは、新型コロナウイルスの影響でエスコバー、オースティン、ソトら主力外国人の入国が遅れたこともあり、シーズン終盤まで引きずる形となった。
今季はその3選手にロメロを加えた4人の外国人選手の入国が既に完了。
万全の体制で好スタートダッシュを切りたいところだ。
「昨年は(開幕直後から)外国人選手を使えなかったハンディというので最下位に沈んだ気がします。元々DeNAはやっぱり打ちますからね。牧なんて(ルーキーながら)いきなり主戦になっていますし。宮崎がFAで出ていたら、先力として大分落ちるかなと思いましたが、残りましたし、石井琢朗コーチの復帰もかなり大きいと思います」
そのオースティン、ソトといった助っ人に加え、宮崎、牧さらには佐野という強力打者が揃っているDeNA。
一方で、課題について金村さんはこのように語る。
「あとは投手陣でしょうね。山崎康晃がどこまで復調できるのか、三嶋との守護神の兼ね合いなど、注目したいですね」
岩嵜はセリーグ向き!?
そして、昨季5位に終わった中日は、今年立浪和義新監督のもと、新たなスタートを切る。
そんな今季の中日において、金村さんが注目するのは、又吉の人的補償で加入したあの選手だ。
「岩嵜が来たのは大きいですよね。彼は、(フォークボールが)縦の変化なので、セ・リーグ向きだと思います。真っ直ぐもまだキレますしね」
又吉の穴を埋める活躍が期待される岩嵜。一方で、DeNAと対照的にチームの課題としては「打撃力」を課題に挙げた。
このほか動画内では、主砲の鈴木誠也が抜ける今季の広島のゆくえ、さらには巨人とカープの春季キャンプにおける「ある違い」について金村さんが明かしている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
新ON砲結成なるか?巨人・中田に求められる「2つのミッション」とは
巨人の「聖域」交代の可能性あるか 坂本の「不安材料」とは
DeNA 膨らむ期待も「安パイ」扱いされる「2つの不安」とは