1月27日、埼玉スタジアム2002で行われたワールドカップ・アジア最終予選の日本代表対中国代表。テレビ朝日にて放送され…

 1月27日、埼玉スタジアム2002で行われたワールドカップ・アジア最終予選の日本代表対中国代表。テレビ朝日にて放送されたこの試合では、元日本代表の内田篤人氏が解説を務めている。
 カジュアルながらも鋭い論説で知られる内田氏は、大迫勇也伊東純也のゴールで2-0で勝利したこの日の日本代表について、多くの言葉で分析を繰り広げた。

■スタメン、交代選手ともに的中

 内田氏は前日のテレビ朝日系列『報道ステーション』にてスターティングメンバーを予想。今回はCBの絶対的なレギュラーである吉田麻也冨安健洋が不在のなか、谷口彰悟と板倉滉をCBに置いたスタメン11人を並べると、見事に全員的中。

 さらには「点が欲しいときは久保(建英)を入れたり、スピード欲しいなっていうときは前田(大然)を入れたりしても面白いかなと思います」と、交代選手までも的中させていた。

■改善されたセットプレー

 13分に日本代表は大迫勇也のPKで先制。その直後には「ここから畳みかけた方がいい。海外だと、(得点直後の)キックオフから相手に蹴らせるまでプレスに行くので。ギアを上げて勝負を付けないと」と畳みかけを要求した。

 その後20分、右CKを得た日本。するとキッカー伊東純也が意表を突くように、ペナルティスポット付近にグラウンダーのボールを送り、ここに南野拓実が走り込んでシュート。

 惜しくも枠の左に外れたものの、「今までこういうデザインされたセットプレーはなかったので、効果は出ていますね」と、まだ最終予選でセットプレーから得点がない日本の現状が改善されつつあると語っている。

■「大迫にボールが入っている」前線でのコンビネーションが活性化

 27分、右サイドでボールを持った伊東に大迫勇也が寄っていき、コンビネーションで打開しようとしたシーンについて、内田氏は前線の選手の距離感について問われると、「すごくいいと思います。初戦のオマーン戦を思い出してほしいですけど、なかなか大迫にボールが入らなかったんですけど、今日は大迫にボールが入っているので」と回答。

 さらに37分には、田中碧からのボールを受けた守田英正がトリッキーなワンタッチヒールパスで南野へ預け、南野がキックフェイントからシュートまで持って行く。このシーンに内田氏は「守田がスルーをしていても大迫が奥に居たので、やっぱり連動はしているなと思いますね」と、華麗なパスワークを称賛。

 前線の選手同士でのコンビネーションが向上していると言及している。

 さらに42分には、大迫への鋭い縦パスを刺した遠藤航を「良いところ見ていましたね、さすが」と称賛。「東京五輪を含めて、推進力や前につけるパススピードや質が高いなと思います」と、離脱中の吉田からキャプテンマークを継いだ背番号6のビルドアップを褒めたたえた。

■「まあ、準備期間でやることだと思いますけど」

 1-0で迎えた前半アディショナルタイム、内田氏はチーム全体の課題について言及した。

 前半終了間際、「まだ1-0のまま前半が終わったわけではないので、ハーフタイムにどういう指示があるかは選手が気にするところですね。ただボールは動いているので、最後のところですね」とコメント。

 ボールを保持して攻め続けながらも1得点に留まっている状況について「そのあたりの調整をハーフタイムにできるかどうかがポイントになってくるわけですね」と実況に問われた際、内田氏は「まあ、準備期間でやることだと思いますけど」と返答。

 チームに対する課題を厳しく指摘した。

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