前編ではタガノビューティーとヘリオスの追い風となるデータについて取り上げたが、後編でデータ面から上位進出の可能性を秘めた穴馬候補2頭を取り上げたい。
◆【根岸ステークス2022予想/データ攻略-前編】東京巧者の人気馬 条件好転で“鉄板”「馬券内率100%」が後押し
■データが導く2022根岸Sの穴馬候補は
<穴候補1 スリーグランド>
近走はなかなか勝ち切れないレースが続く馬。前走すばるSは3着に敗れており、一線級のメンバーが揃うここでの上積み材料は乏しい印象だが、ここは舞台替わりが吉と出そうだ。
・東京ダート1400mの成績【2-2-0-1】
特筆すべきは2勝のなかに昨年2月のバレンタインSが含まれること。当時負かした馬にはさきほど取り上げたタガノビューティーの名前があり、同馬につけた3馬身差の価値は高い。こちらも重賞だと勝ち切れない傾向にある鞍上・岩田望来の初重賞制覇がこの馬とのコンビであってもなんら不思議ではないだろう。
<穴候補2 ジャスパープリンス>
アメリカ遠征帰り初戦のレースとなる今回。意外にも国内ダート重賞初参戦となる同馬だが、追い風となるデータはこちら。
・国内ダートの距離短縮時成績【3-0-0-1】
4戦3勝と素晴らしいパフォーマンス。負かした相手にはのちの重賞勝ち馬ジャスティンもいたのだから単なる偶然では済まされないだろう。リステッド競走での2勝はいずれも左回りの急坂ダート1400m。今回と類似性の強い舞台での勝利実績は見逃せない。
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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「根岸S編」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。
















