日本ハムのビッグボスこと新庄剛志監督が怒った。25日、インスタグラムで、自身の「名刺」がネットのフリー…

日本ハムのビッグボスこと新庄剛志監督が怒った。25日、インスタグラムで、自身の「名刺」がネットのフリーマーケットなどで販売されていることに落胆した。出品された名刺が並べられた画面のスクリーンショットを投稿し「なんか寂しい気持ちになりますね」とコメント。3万9800円という高額で転売されているものもあり「勘弁してよ」と怒り顔の絵文字を添えて、不快感を露わにした。
普段は温厚なビッグボスも、見過ごすわけにはいかなかった。ビッグボスと書かれた名刺の出どころは仕掛け広告によるもの。24日、札幌駅前の地下通路に新庄監督の巨大広告がお披露目され、監督の名刺4000枚を自由に持ち帰れるようにしていた。ファンの笑顔見たさに配った名刺が、多数ネット出品されている現状を嘆いた。
有名選手のグッズ転売は後を絶たない。20年1月、ロッテは新人合同自主トレ初日に、佐々木朗希投手の即席サイン会を開催。寒いなか、ZOZOマリンスタジアムに駆けつけてくれたファンは感激していたが、サイン会終了の10分後にはネット上に出品されていた。「サイン会がやりにくくなる。本当にやめてほしい」と企画した球団スタッフは肩を落とした。
我慢ならず声をあげる選手やOBもいる。巨人やレッドソックスで活躍した上原浩治氏は、自身のサイン入りスパイクが出品され「このようなことをされるとプレゼント企画とかをしたくなくなるので、やめていただきたいです。誰とか人探しをしたくないので、皆さんの良心でお願いします」とツイッターで警鐘を鳴らした。
ソフトバンク武田翔太投手は、ネットで自身のサイン出品がなくならない現状に「物自体は書いてあげた方の物なので、なんとも言えないところがあるけど、お互い人間だから考えることはありますよね」「残念だけど売るくらいなら燃やして捨ててくれた方がいいよ」などとインスタグラムで苦言を呈した。
元近鉄の中村紀洋氏は、サイン断ちを宣言した。それまで、送付されてきたサイン依頼にこたえてきたが、同じ人物が住所を変えるなどして必要以上の枚数のサインを求め、出品していることが判明。「純粋に応援して下さっている方々には心が痛む思いですが、今後一切、送付されてきたサイン依頼を差控えさせていただきます」とツイッターで表明した。
グッズ転売の横行はプロ野球に限った問題でなく、有効な解決策は見つかっていない。球界随一のファンサービスで知られる新庄監督だけに、今回の名刺出品騒動が、今後のパフォーマンスにブレーキをかけるようなことにならなければいいのだが。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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