準々決勝後の会見で時計を目立たせる“気遣い テニスの4大大会・全豪オープン(OP)は25日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク5位ラファエル・ナダル(スペイン)が同14位デニス・シャポバロフ(カナダ)にフルセットの末に勝利。3年ぶり…

準々決勝後の会見で時計を目立たせる“気遣い

 テニスの4大大会・全豪オープン(OP)は25日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク5位ラファエル・ナダル(スペイン)が同14位デニス・シャポバロフ(カナダ)にフルセットの末に勝利。3年ぶりの準決勝進出を決めた。試合後の会見では、さりげなく約1億2000万円の高級腕時計が目立たせる、スポンサーへの“気遣い”も見せた。大会公式インスタグラムが動画を公開すると、「手首に注目ね」と海外ファンの反響を集めている。

 4時間超えの激闘を制したナダルは、ナイキの帽子に白いTシャツ姿で会見に登場。右手で頬杖をつくかのように顎に手を当て、腕時計が正面を向く格好で質問に応答した。「この大会組織の、トップ選手だけでなく全選手への対応は、他のグランドスラムとは比較できない。いつも歓迎されているように感じる。感謝しきれないね」と話した。

 着用していたのはスイスのブランド「リシャール・ミル」との特別コラボ腕時計「RM 27-04」だ。同ブランド公式サイトによると、パートナーシップ10周年記念の50本限定特別モデル。英大手中古腕時計販売サイト「ウォッチファインダー」によると、価格は105万ドル(約1億1954万円)だという。

 ナダルは世界中のファンが注目する会見で“相棒”をアピールしているようで、海外ファンからは「手首にも注目してもらいたいみたいだね!」「アメージングだ」「一流だね」とコメントが寄せられている。ナダルは27日の準決勝で同ランク7位マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦。全豪OPでは2009年以来の優勝、グランドスラム歴代最多となる通算21勝目を目指す。(THE ANSWER編集部)