「天皇杯・皇后杯 2022年度全日本卓球選手権大会」＜1月24～30日／東京体育館＞ 大会3日目の26日、混合ダブルス4回戦で張本智和（木下グループ）／早田ひな（日本生命）ペアが小林広夢（日本大学）／出澤杏佳（専修大学）をゲームカウント3-…
「天皇杯・皇后杯 2022年度全日本卓球選手権大会」＜1月24～30日／東京体育館＞ 大会3日目の26日、混合ダブルス4回戦で張本智和（木下グループ）／早田ひな（日本生命）ペアが小林広夢（日本大学）／出澤杏佳（専修大学）をゲームカウント3-2で下し、準々決勝に進出した。
初戦の2回戦、3回戦といずれも接戦で勝ち上がった、世界卓球2021銀メダルのはりひなペア。
ここでは前年の全日本シングルスで高校生ながら16強入りした小林と、2021年関東学生女王の出澤、大学屈指の強豪ペアとの対戦となった。
小林広夢・出澤杏佳 Photo:Itaru Chiba
この日は1ゲーム目にはりひなペアが躍動。最後も張本のバックハンドが決まり11-5で先制する。
第2ゲームは出澤の変化プレーに攻めあぐねる場面が見られるも、腰を落として放つ張本のフォアドライブがよく決まって11-9でここも奪う。
次の3ゲーム目は学生ペアが、はりひなの打ちミスを誘う展開。最後も出澤が粒高ラバーでのバックハンドで相手をネットミスに追い込み11-6で取り返す。
第4ゲームも出澤のボールが張本の懐を突き、張本の打球を詰まらせる展開。早田も乗れないまま11-3で学生ペアが連取する。
張本智和・早田ひな Photo:Itaru Chiba
最終第5ゲームは出足ではりひなの攻撃が決まる。大きな声を出し自らを盛り立て5-0とするが、学生ペアも猛追し8-8と並ぶ。
ここから一進一退の攻防で10-10に。しかしずっと強化してきた張本のフォアハンドがここで躍動。12-10で奪取し、激戦にピリオドを打った。
コロナ禍でペアでの練習が初戦前日の24日となったはりひなペア。苦戦ながらも、地力を見せて勝ち上がった。
【全日本卓球選手権】
＜混合ダブルス4回戦＞
張本智和／早田ひな 3-2 小林広夢／出澤杏佳
11-5/11-9/6-11/3-11/12-10
