12月からロックアウト入りしもうすぐ2か月 米大リーグがロックアウトに突入してから2か月が経とうとしている。労使交渉再開…

12月からロックアウト入りしもうすぐ2か月…

 米大リーグがロックアウトに突入してから2か月が経とうとしている。労使交渉再開というニュースはあったものの両者の歩み寄りは見られず、契約などの動きも止まったままだ。春が近づき、焦点は通常通りのシーズンが行われるかに移りつつある。米メディア「CBSスポーツ」が、予定通りにシーズンを行うための“デッドライン”を設定した。

 記事は「すでにスプリングトレーニングの開始は危機にさらされている」とした。例年なら2月中旬にバッテリー、野手の順でキャンプインしていくが、「MLB機構と選手会が合意に達したとしても、すぐその翌日に全員がスプリングトレーニングに現れるとはいかない。FAやトレードを無視したとしても、年俸調停や他国出身選手のビザの手配など、キャンプが始まるまでにやらなければならない“オフの仕事”がある」と指摘した。

 そこからシーズン開幕までにどれくらいの期間が必要なのか、格好の例があった。新型コロナウイルスの感染が拡大し、開幕が遅れた2020年だ。記事は「理想的ではないとはいえ、3週間のスプリングトレーニングでも何とかできることが分かった。レギュラーシーズンを始めるには、ロックアウト終了後に2週間のオフシーズンと、3週間のスプリングトレーニングの合計5週間が最低限必要だ」としている。この、最低限必要な準備期間から逆算すると、各種のイベントを予定通りこなすための“デッドライン”は以下のようになるという。

2月1日までに労使合意なければ通常キャンプは不可能?

○2月1日(日本時間2日):フル日程のスプリングトレーニング
○2月7日(同8日):フル日程のオープン戦、開幕は2月26日(同27日)に予定されている

○3月1日(同2日):3月31日(同4月1日)に予定の開幕戦。3月1日までに労使が合意に至れば、2週間のオフシーズン、3週間のスプリングトレーニングに必要な時間がなんとか残り、予定通りに開幕できる。この日を過ぎると、理論上レギュラーシーズンを遅らせるしかなくなる

○3月15日(同16日):遅れた開幕戦。記事は1990年のロックアウト時も開幕が1週間遅れたと指摘している。3月15日までに労使が合意に至れば、4月15日(同16日)頃に開幕できるが、その場合、遅れた分はダブルヘッダーやシーズン終了の時期を遅らせることで消化するか、試合数自体を減らすことになる、と言及

○5月1日(同2日):100試合に短縮されたシーズン
○6月15日(同16日):オールスターゲーム
○8月1日(同2日):最悪のシナリオ。記事はこの日までに合意に至らなければ、2022年は野球がない年になるかもしれないとしている。球界にとって大惨事と言えるシナリオで、オーナーも、選手も、もちろんファンも、誰ひとり勝者がいなくなる
○2023年2月1日(同2日):フル日程のスプリングトレーニング。2022年シーズンが行われなかったら、また同じ期限が繰り返される(Full-Count編集部)