2年分の戦いに、ついに終止符が打たれた――。ダブルダッチの世界大会『DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021』が、映像審査によって実施。そしてその結果が今月15日(日本時間)に発表され、日本チームが全部門で1位を獲得する快挙を達成した!
DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD とは
音楽に合わせてダブルダッチを披露する「パフォーマンス」種目と、30秒で跳ぶことが出来た回数を競う「スピード」種目の世界大会である DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD(以下、CONTEST WORLD)。各国の予選を勝ち上がったチームが出場し、世界レベルのパフォーマンスを披露する。
2020年はカナダでの開催が予定されていたが、猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で翌年に延期に。しかし依然として変わらない情勢を踏まえ、映像審査での開催となった。2020年・2021年の2年分の各国代表が、今大会でしのぎを削る。
実地開催された DDCW2019 の様子
JUNIOR部門
パフォーマンスでは、迫力と貫禄、そして名前の通り”爆発“するようなヤングの勢いあふれるパフォーマンスを披露した日本代表「RULER BURST」が1位に。日本から世界へ、映像審査においても変わらないパワーを見せつけてくれた!
スピードでは、アメリカ・中国の強豪を打ち破り日本代表の「NOAH」が117回で優勝を手にした。
U-19部門
パフォーマンスでは強豪チームが名を連ねるなか、先日のDouble Dutch Delight Japan 2021でも部門優勝を果たした「No Logic」が不動の強さを見せつけ世界一に!
そして、今大会最多出場数となったU-19のスピードでは、上位3チームを日本勢が独占。なかでも1位に輝いた「アテナ」は128回の好成績を記録した。
OPEN部門
最注目とされるOPEN部門のパフォーマンスは、こちらも入賞を日本勢が独占。
テクニカルな要素をふんだんに詰め込んだ「A Hungry Caterpillar」や「Now or Never」、また女の忍の世界観をダブルダッチに投影させた「KUNOICHI – GENEI –」など、国内の強豪がひしめき合うなか、満を持して世界一の座を掴み取ったのは「FLY DIGGERZ」!!
王者の風格を漂わせる彼らのパフォーマンスが、審査員のハートをわし掴みに。国内予選時点から「世界一」を目標に掲げていた彼らが、宣言通りNO.1に輝いた。
またスピードにおいても、日本代表「マイケル」が世界一。139回という今大会最高のスコアをたたき出し、国内外に日本勢の強さを知らしめる形となった。
これにて、長きにわたる2020~2021のCONTESTシーズンが閉幕することになる。異例の実施形態に多くの戸惑いや困難もあったに違いないが、それでもシーンを前進させるべく奮闘した全ての方々にリスペクトを送りたい。
いよいよ3月には国内予選・CONTEST JAPAN 2022が開催され、新シーズンがスタートする。次なる戦いに思いを馳せつつ、今度こそ実地開催が可能になることを願わんばかりだ。
なお、全パフォーマンスそして結果発表の模様は以下から視聴が可能。映像で繰り広げられた熱い戦いを、是非ご覧頂きたい。
視聴はこちらから!
大会結果
【 JUNIOR 】
●PERFORMANCE
1位:RULER BURST / Japan
2位: China National Rope Skipping Team / China
●SPEED
1位:NOAH / Japan
【 U-19 】
●PERFORMANCE
1位:No Logic / Japan
2位:Still in my heart / Japan
2位:youthquake / Japan
(2位 同率)
●SPEED
1位:アテナ / Japan
【 OPEN 】
●PERFORMANCE
1位:FLY DIGGERZ / Japan
2位:KUNOICHI – GENEI – / Japan
3位:Now or Never / Japan
3位:A Hungry Caterpillar / Japan
(3位 同率)
●SPEED
1位:マイケル / Japan
大会概要
『DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021』
放送日程:2022年 1月15日(日本時間)
主催:一般財団法人 日本ジャンプロープ連合(JJRU)
主管:ダブルダッチコンテスト実行委員会
協力:有限会社 OVER THUMPZ / JDDA公認インストラクター
観覧方法:DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 公式サイトから閲覧可能
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