23日に中山競馬場で行われる第63回・アメリカJCC(GII、芝2200m)の過…
23日に中山競馬場で行われる第63回・アメリカJCC(GII、芝2200m)の過去10年のデータを紹介する。
昨年の菊花賞で2着に好走したオーソクレース、毎日王冠3着、金鯱賞3着とここでは実績上位のポタジェ、2020年の目黒記念勝ち馬キングオブコージ、同舞台のセントライト記念を勝利しているアサマノイタズラなどが出走予定だ。
ここでは過去10年のレース結果を基に予想のヒントになる「脚質傾向」を分析していく。
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■中山最終週でも好調な上がり最速馬
過去10年、逃げ【1-0-1-9】、先行【7-6-2-22】、差し【2-3-6-46】、追込【0-1-1-33】と中団で競馬を進めた馬の好走が目立つが、なかでも先行馬は最多7勝を挙げ、連対数も13回と好成績を収めている。2020年のアメリカJCCでは先団で競馬を進めていたブラストワンピースとステイフーリッシュがワンツーフィニッシュを決めているように、4角4番手以内のポジションを確保した馬の好走が多く目立っている。
また、上がり3Fの順位ごとの成績は以下の通り。
1位 【4-3-2-4】 勝率30.8%、連対率53.8%、複勝率69.2% 2位 【1-2-2-5】 勝率10.0%、連対率30.0%、複勝率50.0% 3位 【1-2-1-7】 勝率9.1%、連対率27.3%、複勝率36.4% 4・5位 【2-1-2-13】 勝率11.1%、連対率16.7%、複勝率27.8% 6位~ 【2-2-3-78】 勝率2.4%、連対率4.7%、複勝率8.2%
このように「上がり最速馬」が最多の4勝を挙げており、昨年はラストドラフト(6人気)が上がり最速の末脚で3着、2020年にはブラストワンピース(1人気)が上がり最速の末脚を繰り出し勝利、19年はフィエールマン(1人気)が上がり最速の末脚で2着に追い込むなど、6年連続で馬券内に好走している。先日の京成杯でも4着までが上がりタイム3位内に入っていたように、中山最終週の馬場コンディションでも「速い上がり」を求められる舞台設定となっている。
今回の登録馬の中で「前走上がり最速」の末脚を繰り出した馬は、前走サンタクロースSを快勝したエヒトのみとなっているが、3勝クラスの舞台なだけに全幅の信頼は置けない。
また、昨年の出走したレースを含めて「先行」かつ「上がり最速」で勝利しているのはスマイル1頭のみとなっており、今回上位人気が予想されるオーソクレース、ポタジェ、キングオブコージは、昨年から「先行」もしくは「上がり最速」での勝利も無い点が不安材料となりそうだ。
ここはどの馬が「最も速い末脚を繰り出せるか」を見極め、素直に信頼し馬券を組み立てることが的中のヒントに繋がりそうだ。
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文・SPREAD編集部