JGTO発表、「ツアー開幕戦」の位置付けは変わらず 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は17日、日本男子ツアーとアジアンツアーの共同主管競技として開催されるSMBCシンガポールオープン(今月20~23日、シンガポール・セントーサGCセラポンC…

JGTO発表、「ツアー開幕戦」の位置付けは変わらず

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は17日、日本男子ツアーとアジアンツアーの共同主管競技として開催されるSMBCシンガポールオープン(今月20~23日、シンガポール・セントーサGCセラポンC)を賞金ランキング加算対象外とすると発表した。また、日本男子ツアー規定の優勝者への残りシーズンとその先2年間のツアー出場資格も付与しないことにもなったとしている。

 理由は、今月13日から16日まで開催されたアジアンツアー「ザ・シンガポールインターナショナル」で入国した海外選手が、シンガポール政府が定めている隔離措置や行動規範に反する行為をしたことで、同国がその後のビザ発給を停止。結果、JGTOツアーメンバーで、特別ビザを申請中だった18人がシンガポールに入国できない事態となったため。JGTOは「全ツアーメンバーの不利益、不平等を最小限に抑える目的」と説明している。

 同大会には、既にビザの発給を受けているJGTOメンバー38人は出場できる。賞金ランキング対象外となったとはいえ、JGTO広報担当者は「ツアー大会には変わりませんので、22年シーズン開幕戦の位置付けは変わりません」としている。(THE ANSWER編集部)