米8勝目の松山 POのスーパーショットを見た中島の様子は… 米男子ゴルフのソニー・オープン最終日が16日(日本時間17日)に行われ、松山英樹(LEXUS)は通算23アンダーで並んだラッセル・ヘンリー(米国)とのプレーオフ(PO)を制し、米ツ…

米8勝目の松山 POのスーパーショットを見た中島の様子は…

 米男子ゴルフのソニー・オープン最終日が16日(日本時間17日)に行われ、松山英樹(LEXUS)は通算23アンダーで並んだラッセル・ヘンリー(米国)とのプレーオフ(PO)を制し、米ツアー通算8勝目を挙げた。POで放ったスーパーショットを、グリーン付近で目撃した世界アマランク1位・中島啓太(日体大)の映像をPGAツアー公式SNSが公開。「言葉がない」と驚く姿には、米ファンからも注目が注がれている。

 目指すべき姿がそこにあった。松山はPOでの2打目、3番ウッドを振り抜くと、ボールは見事グリーンに2オン。しかもピンそば1メートルにつけた。観客から大歓声が沸き起こったスーパーショットを、グリーン近く見守っていたのが中島だ。21歳の若武者は胸に手を置き、驚きの表情を見せた。マスク越しで静かではあるが、興奮が伝わってくる。

「何も言えない。言葉が無いです」と先輩のミラクルショットに感嘆した中島。優勝が決まると頭の上で拍手し、松山の雄姿を目に焼き付けていた。

 中島の映像を、PGAツアー公式インスタグラムが「彼と同じ国の人は皆同じ(反応だ)」と文面につづって公開。米ファンからは「見ていて素晴らしい!」「素敵だ」「ケイタも早くこのステージに来いよ」「ケイタ、次は君の番」「日本のゴルフ界は明るい」などとコメントが集まった。中島はアマチュア世界ランキング1位の若手有望株。今大会は通算10アンダーで41位だった。松山から刺激を受け、階段を登っていく。(THE ANSWER編集部)