ソフトバンクの千賀滉大投手が25日の本拠地日本ハム戦で8回4失点の粘投で3勝目を挙げた。3点を先制されながら、味方が試合をひっくり返し「チームが勝ってよかったです。野手のみなさんが打ってくれたのが1番です」と14安打で7点を奪ったチームメー…

ソフトバンクの千賀滉大投手が25日の本拠地日本ハム戦で8回4失点の粘投で3勝目を挙げた。3点を先制されながら、味方が試合をひっくり返し「チームが勝ってよかったです。野手のみなさんが打ってくれたのが1番です」と14安打で7点を奪ったチームメートに感謝した。

■味方打線に感謝

 ソフトバンクの千賀滉大投手が25日の本拠地日本ハム戦で8回4失点の粘投で3勝目を挙げた。3点を先制されながら、味方が試合をひっくり返し「チームが勝ってよかったです。野手のみなさんが打ってくれたのが1番です」と14安打で7点を奪ったチームメートに感謝した。

 3回。先頭の大野に中前安打を許すと、西川に四球を与えて1死一、二塁。ここで6年目の松本に低めのスライダーを左翼席に運ばれる3ランを被弾。プロ初本塁打を献上した。ただ、その後は150キロ前後のストレート、フォーク、スライダーを織り交ぜ、三振の山。逆転に成功した後の8回に再び松本にソロを被弾したが、味方のリードに守られた。

 松本にこそ、2本塁打4打点とやられたが、中田から2三振、1併殺、レアードから3三振を奪うなど、4、5番を8打数ノーヒットに封じた。10三振を奪って3試合連続2桁奪三振をマークし、チームトップの3勝とした千賀だが、この日は「今日は野手の人が打ってくれたおかげです」と最後まで野手への感謝を語っていた。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani