年明け最初のGII・日経新春杯は、近年ではミッキーロケットやグローリーヴェイズらがここを制して後にGIウイナーとなるなど、古馬の登竜門と言える一戦。
今年も前年のクラシック三冠で惜敗が続いたステラヴェローチェをはじめ、飛躍を誓う馬が集結したが、昨年はアドマイヤビルゴが1番人気で10着、一昨年はレッドジェニアルが1番人気7着と、人気を背負った明け4歳馬が惨敗した。
代わって台頭したのが軽ハンデの伏兵。今回はハンデ差こそ少ないが、それでも実力と適性をハンデで勘定しながら「穴馬」を発掘することが攻略のポイントとなる。
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■トラストケンシン
前走の中日新聞杯では内枠スタートから道中ロスなく立ち回ったが、直線では行き場を探すのに手間取ってワンテンポ遅れた追い出し。前が開けたときは「時すでに遅し」で、最後まで懸命に差を詰めていたものの6着が精いっぱいだった。とはいえ見せ場は十分で、スムーズなら……と思わせる内容。
今年で7歳を迎えた馬だが、ハーツクライ産駒らしくここ最近は充実期を迎えており、昨年の美浦Sから前走の中日新聞杯までの6戦すべてて上がりトップ3に入る走りを見せている。終いの脚が安定して使えるようになってきたことで、重賞でも前述の中日新聞杯は勝ち馬からコンマ4秒差、4走前の七夕賞でも0秒4差と、噛み合えば手の届くところまで来ている印象だ。
前回は2枠4番からのスタートだったが、今回は一転して大外8枠16番からの発馬。他馬の出方を窺いながら進められるし、勝負どころで包まれることもないので大きくプラスに作用するかもしれない。人気はないが、軽視禁物だ。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長 元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。














