現役引退を表明した競泳の立石諒が4月24日、ブログを更新。23年間の水泳人生を振り返っている。

同日、立石は所属するミキハウスの大阪本社で引退会見を行った。この日の夜、「僕の水泳人生」と題したブログを更新。「4歳から始めた水泳をまさか27歳までやれるとは思っていませんでした」と立石。23年間の水泳人生は、「誰よりも山があり、谷があったと思います」と回想している。

「嬉しいことや楽しいことよりもはるかに辛いことの方が多く、オリンピックを目指してから思い返せば悩まないでそのまま頑張れた年が果たしてあったのかというぐらい悩みに悩み抜いた日々でした」

しかし、どれだけ悩んでも競技生活を続けられたのは、「悩んだ時に助けてくれた両親、コーチ、先生、仲間の存在」があったからだという。「悩んでいる時に親身のなって、僕のためを思って叱咤激励をしてくれる。そんな素晴らしい方々にめぐり合わせてくれたのも水泳でした」と立石は、支えてくれた周囲の人々に感謝した。

立石の競技生活で、「北島康介」は特別な存在だったようだ。

「僕にオリンピックという目標をくれた北島康介という大先輩がいてくれたからこそロンドンオリンピックで終わりにせず今日まで水泳を続けることができました」と立石。

「2013~2014は練習に打ち込めない時に声をかけてくれて 2014~2015で肘の手術を決めて、術後スタートアップで一緒にアメリカに合宿を行ってくれて 2015~2016は自らキツいトレーニングをこなして背中で引っ張ってくれて 今年の2017はもう一年僕に水泳をやる気にさせてくれて」と続け、北島さんとの思い出を1年後につづり、謝意を表している。

「思い出しなかい」という水泳人生。「選手として辞める日がきました」と立石はしみじみ。「本当に本当に楽しい思い出も辛い思い出も全てまとめて僕の水泳人生でした。水泳があったからこそここまで自分らしくいれたし素晴らしい方々に出会えました。深く深く感謝の気持ちでいっぱいです」と自身に関わった全ての人々へ感謝する立石は、「おかげで今日笑って引退ができました」と晴れやかな気持ちでこの日を迎えたそうだ。

最後に、「東京オリンピックに向けて、少しでも水泳の普及、人口拡大のお手伝いを頑張ってやっていけたらと思います」と立石は今後について言及している。

ブログにファンからは、「水泳選手としてみれなくなるのは残念ですが、お疲れさまでした!」「自分も水泳をやっています!種目は違えど、立石さんの競技を続ける姿を見て勇気を貰ってました!」「これからも、メディアやイベントなどでお見かけ出来ることを楽しみにしています!」などのコメントが寄せられていた。

立石は、神奈川県出身の現在27歳。2012年ロンドン五輪で銅メダルを獲得。今月13日からの4日間、愛知県名古屋市で行われた日本選手権で引退を表明。最終日16日、200メートル平泳ぎの予選が最後のレースとなった。