「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(スペイン・バルセロナ/4月24~30日/賞金総額232万4905ユーロ/クレーコート)のシングルス1回戦で、杉田祐一(三菱電機)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ランク5…

 「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(スペイン・バルセロナ/4月24~30日/賞金総額232万4905ユーロ/クレーコート)のシングルス1回戦で、杉田祐一(三菱電機)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ランク5位のトミー・ロブレド(スペイン)を6-4 6-3で下して大会初勝利を挙げた。試合時間は1時間16分。

 今大会の杉田は第2シードで出場した予選決勝でスティーブン・ディエズ(カナダ)に4-6 6-7(7)で敗れたが、ラッキールーザーで本戦入りを果たしていた。初出場だった2015年は予選を勝ち上がったが、1回戦でトーマス・ベルッチ(ブラジル)に1-6 0-6で敗れていた。34歳のロブレドとは今回が初対戦だった。

 杉田は2回戦で、第9シードのリシャール・ガスケ(フランス)と対戦する。シード勢は1回戦がBYE(免除)となっており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの日本勢はダニエル太郎(エイブル)が予選を突破して本戦入りを決めており、1回戦の対戦相手はニコラス・バシラシビリ(グルジア)となっている。

 昨年のファイナリストで2104年と15年にタイトルを獲得した錦織圭(日清食品)は第2シードで出場を予定していたが、右手首の故障を理由に参戦を見送っている。

 バルセロナ・オープン・バンコサバデルはATPツアー500の規模の大会で、シングルス48ドロー、ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

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日本人選手予選結果

【予選決勝】

●5杉田祐一(三菱電機)[2] 4-6 6-7(7) ○7スティーブン・ディエズ(カナダ)

○17ダニエル太郎(エイブル)[5] 6-2 6-4 ●19ダニエル・ブランズ(ドイツ)

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【予選1回戦】

○5杉田祐一(三菱電機)[2] 7-6(5) 6-2 ●6ニコラ・クーン(スペイン)[WC]

○17ダニエル太郎(エイブル)[5] 6-2 6-1 ●18ジャウム・ムナール(スペイン)[WC]

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【上位出場選手シード順位(シングルス)】

アンディ・マレー(イギリス)[1]錦織圭(日本/日清食品)[2]※欠場ラファエル・ナダル(スペイン)[3]ドミニク・ティーム(オーストリア)[4]

(テニスマガジン/Tennis Magazine)