​ ​ ​ 止まってしまったジャパンの歩みは、再び動き出すのか。侍ジャパンの年代別全カテゴリーを統括するNPBエン…


 止まってしまったジャパンの歩みは、再び動き出すのか。侍ジャパンの年代別全カテゴリーを統括するNPBエンタープライズは11日、侍ジャパンU-12代表監督に、中日、巨人などで活躍した井端弘和氏が就任すると発表した。

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 2022年夏に台湾・台南市で開催予定の「第6回WBSC U-12野球ワールドカップ」に向けて指揮を執るという。

 井端氏は「選手時代に培った経験や、侍ジャパントップチーム内野守備・走塁コーチとしてオリンピック金メダルの経験を若い世代の選手に伝えていきたいと思います。日本野球を担う若い選手達の育成にも努めて参ります」とコメントした。

 侍ジャパンのトップチームは昨夏、稲葉篤紀監督の指揮の下、無観客で開催された東京五輪で金メダルを獲得した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、1年延期された大会。だがトップチームを除き、各世代別カテゴリーの国際大会はことごとく延期・中止が続いていた。

 五輪を機に、世界の野球は少しずつ動き出していた。昨年9月23日~10月2日まで、メキシコで「WBSC U-23 ワールドカップ」が開催された。計12カ国・地域で争われた大会。日本は出場権を手にしており、社会人チーム所属選手中心の構成で臨む予定だったのだが、感染対策や帰国後の隔離期間などを理由に出場を辞退した。大会にはメキシコ、米国、キューバ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、コロンビア、パナマ、ニカラグア、オランダ、ドイツ、チェコの他、アジアからも韓国と台湾が参加。大会を制したのはベネズエラだった。

 昨年12月6~12日にはペルーのリマで「WBSC U-18 女子ソフトボールワールドカップ」が開催されたが、やはり日本はチーム派遣を見送り。米国、メキシコ、プエルトリコ、台湾、オランダ、チェコ、ペルー、コロンビアの8チーム対抗で争われ、米国が優勝を果たした。

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催の国際大会は昨年後半から開催されるようになったのだが、自国開催だったトップチームの東京五輪を除き、日本代表チームの派遣は全て見送られてきた。

 今回井端ジャパンが臨む第6回U-12ワールドカップは、当初は2021年夏の開催が予定されていた。世界的なコロナの感染拡大により、2022年夏へと開催が延期に。現在では変異種のオミクロン株の流行が世界的に広がっているが、大会自体は開催へ向かっている。NPBエンタープライズが新監督就任を発表したことからも、日本代表もチームの派遣を目指している。

 2023年に米国での開催が予定されているWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)出場を目指す侍ジャパンのトップチームは、栗山英樹新監督が就任し、3月には東京ドームで台湾代表との2試合の強化試合を予定している。コロナとの一進一退の攻防が続く中、何とか野球の国際大会実現へと向かおうとしているところだ。

 井端新監督が率いるU-12侍ジャパンは、果たして台湾のグラウンドに立つことができるのか。まだ小学生と幼すぎる侍たちだが、そこでプレーすればコロナ禍において日本代表チームが初めて外国で試合に臨むこととなる。重い責任を背負わせる必要は全くないが、歴史的な第一歩にはなる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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