アメリカ・フロリダ州サドルブルックで開催されたフェドカップ・ワールドグループ準決勝「アメリカ対チェコ」(4月22、23日/クレーコート)は、第5試合のダブルスでココ・バンダウェイ/ベサニー・マテック サンズ(アメリカ)がクリスティーナ・…

 アメリカ・フロリダ州サドルブルックで開催されたフェドカップ・ワールドグループ準決勝「アメリカ対チェコ」(4月22、23日/クレーコート)は、第5試合のダブルスでココ・バンダウェイ/ベサニー・マテック サンズ(アメリカ)がクリスティーナ・プリスコバ/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-2 6-3で破り、総合成績3勝2敗としてアメリカの決勝進出を決めた。チェコはディフェンディング・チャンピオンで3連覇中だった。

 アメリカは11月11、12日に行われる決勝で、もうひとつの準決勝でスイスを3勝2敗で破ったベラルーシと対戦する。ベラルーシは初の決勝進出。

 バンダウェイは2日間でシングルス2試合に勝ち、2勝1敗とアメリカにリードを与えたが、その後、第4試合のシングルスでフェド杯デビューを遂げたばかりの19歳、マルケタ・ ボンドロウソバ(チェコ)がローレン・デービス(アメリカ)を6-2 7-5で下して2勝2敗となり、最終試合に勝負が託された。

 アメリカは過去17度の優勝を数え、決勝を戦うのは2010年以来28度目。

 チェコは3連覇を含め、ここ6年で5度優勝していた。この準決勝は、1回戦を戦ったカロリーナ・プリスコバ、バーボラ・ストリコバ、ルーシー・サファロバを欠き、世界38位のシニアコバがチームリーダーだった。昨年の優勝時のメンバーのひとりであるペトラ・クビトバは、同年末に自宅への不法侵入者によってケガを負わされ、現在復帰に向けてリハビリをしている。(C)AP(テニスマガジン)