楽天が再び勢いづいてきた。23日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。先発予定だった岸孝之投手が試合直前のブルペンでの投球練習…
楽天が再び勢いづいてきた。23日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。先発予定だった岸孝之投手が試合直前のブルペンでの投球練習中に腰の痛みを訴えて登板を回避するアクシデントがあったが、代役としてマウンドに上がった戸村健次が6回途中無失点の好投。リリーフ陣も踏ん張って1点差で逃げ切り、ソフトバンクに勝ち越した。2連敗の後に2連勝で、17試合を終えて13勝4敗の貯金9。2位オリックスに2ゲーム差をつけて、首位を走っている。
■楽天を牽引する1番打者、17試合で12球団トップの18得点&得点なしは4試合のみ
楽天が再び勢いづいてきた。23日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。先発予定だった岸孝之投手が試合直前のブルペンでの投球練習中に腰の痛みを訴えて登板を回避するアクシデントがあったが、代役としてマウンドに上がった戸村健次が6回途中無失点の好投。リリーフ陣も踏ん張って1点差で逃げ切り、ソフトバンクに勝ち越した。2連敗の後に2連勝で、17試合を終えて13勝4敗の貯金9。2位オリックスに2ゲーム差をつけて、首位を走っている。
好調の楽天。そのチームをバットで引っ張るのが、不動のリードオフマンとなっている茂木栄五郎内野手だ。「チャンスメークが出来たのはすごく良かった」というこの日の試合でも4回に右中間を破る二塁打を放って出塁すると、続くペゲーロの二塁打で先制点の本塁を踏んだ。前日も第1打席に二塁打を放って、初回にいきなり3点を奪う先制劇の足がかりとなった。
2年目となる今季、とにかく開幕から打ちまくっている。この日の4打数2安打で73打数25安打、打率.342とし、5本塁打13打点と申し分のない働きを見せる。
ただ、これらの数字以上に特筆すべきポイントは、その得点の数である。この日の先制点で4試合連続得点となり、今季18得点目。12球団でトップの数字だ。今季17試合を消化し、自身がホームを踏まなかった試合はわずか4試合だけ。チーム87得点のうち約2割を茂木がマークしている。
■1、2番コンビは理想的な機能「2番にペゲーロがいるのが大きい」
1試合1得点を上回るペースで得点している茂木。このままのペースでいけば、シーズン151得点。これまでのシーズン最高は1950年の松竹・小鶴誠氏の143得点。当時は130試合制だったため一概には比較できないが、プロ野球記録を更新出来るほどのペースだ。茂木が塁に出れば、得点につながる確率は高いと言える。
その茂木自身は「2番にペゲーロがいるので、それが大きいと思っています」という。確かに2番を打つペゲーロはリーグトップタイの19打点。同じくリーグトップの7本塁打を放っていることもあるが、その前で茂木がチャンスメークをしているからというのも打点量産の一因だろう。
ペゲーロが茂木の得点を増やし、茂木がペゲーロの打点を増やす。超攻撃的な1、2番として、現時点では理想的な機能の仕方をしている。まだ、シーズンは始まったばかりだが、茂木が楽天のキーマンとなっている。
福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutan