昨年に続いて中京開催のシンザン記念。その昨年は後にスプリンターズSを制するピクシーナイトが1分33秒3で逃げ切り、同じ中京芝1600mで施行された今年の京都金杯でも1分32秒9の好時計が出た。
今年もスピード決着は濃厚で、1400m寄りの馬から「穴馬」3頭をピックアップしていく。
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■ショウナンアメリア
デビューから一貫してマイル戦を使われていたが、キャリア4戦目となった前走1400mの未勝利戦で待望の初勝利。道中でうまく折り合って流れに乗れていたように、1ハロンの距離短縮が奏功したかたちだ。また、ストライドが大飛びなため、馬群の外を伸び伸びと走れたのもよかったか。
まだ気性が幼く折り合いを欠いて余計な消耗をしたり、窮屈な競馬で力を出し切れなかったところがあったが、今回は道中のペースは流れそうで、内の馬の出方を窺える7枠の13番枠。中京のような広いコースも歓迎のタイプで、前走の末脚を再現する条件は揃っていると見る。
2走前の未勝利では後の2歳女王・サークルオブライフを差し置いて単勝1.5倍の支持を集めた馬。前走で素質開花の感はあり、波乱の使者となる資格は十分にある。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長 元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。会心の的中はキセキが制した2017年菊花賞の3連単55万9700円。