アフリカNo.1を決めるアフリカネーションズカップ(アフリカ杯)が現地時間1月9日から開幕する。欧州5大リーグ(イング…
アフリカNo.1を決めるアフリカネーションズカップ(アフリカ杯)が現地時間1月9日から開幕する。欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)でプレーする選手も多く、世界でも大注目の代表戦である。今回は、この大会に出場する注目の選手5人を市場価値とともに紹介する。
■セネガルの超人CB
まずはセネガル代表のカリドゥ・クリバリだ。30歳の超人CBは過去にレアル・マドリードやパリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・ユナイテッドなどが興味を示していた。今季はナポリでリーグ戦14試合に出場2得点2アシストを記録。前半戦は調子を維持していたものの、大腿二頭筋の怪我で2021年12月4日のアタランタ戦以降プレーできていない。怪我の状況が心配ではあるが、トップコンディションであれば相手にって大きな壁となる。
クリバリの特徴はやはりフィジカルだ。187cmの長身と手足のリーチを活かし、コンタクトプレーでボールを奪うことができる。それだけではなく、90kg近くあるにもかかわらずスピードもある。カバーリングもお手の物だ。セネガル代表には、この大型CBが立ちはだかる。セネガルの優勝にはこの男の活躍がまず必要だ。
■アーセナル期待のチュニジア超新星
オマル・レキクはアーセナルUー23に所属する20歳の逸材DFだ。チュニジア人の父親とオランダ人の母親を持つレキクは2018年10月になんと16歳でUー21チュニジア代表に選出。その1か月後にはUー18オランダ代表にも選出された。そして、2021年5月にチュニジア代表を選択。20歳ながら、今回のアフリカネーションズカップに臨むチュニジア代表にも選出されている。
レキクはこれまでフェイエノールトやマンチェスター・シティ、PSVやマルセイユ、ヘルタ・ベルリンのユースチームでプレー。2021年1月にヘルタからアーセナルへ移籍し、現在はUー23チームでプレーしている。まだアーセナルのトップチームでのプレーはないが、リザーブチームでは今季ここまで公式戦13試合に出場1アシストを記録している。
この20歳の逸材は186cmと長身のCBだ。アーセナル入団会見で「ボールを持ってプレーすることが好き」と語ったように後ろからのビルドアップでも貢献できる。アーセナルのトップチームでもフィットすることだろう。冨安健洋やベン・ホワイトなどとともにプレーする日が楽しみだ。アフリカネーションズリーグでの大活躍を期待したい。
■マンCのサイドアタッカー
アルジェリア代表の攻撃陣を牽引するサイドアタッカーと言えばマンチェスター・シティのリヤド・マフレズだ。今季ここまでプレミアリーグで16試合に出場し6得点4アシストを記録。層の厚いマンCで主力としてプレーしている。
右ウィングを主戦場とするマフレズは左利きで、右サイドからのカットインが得意。世界屈指のドリブラーの一人だ。2019年に行われた前回のアフリカネーションズカップでは主将としてチームを牽引。自身も3ゴールを記録する活躍でアルジェリアの優勝に貢献した。マンCが誇るサイドアタッカーの活躍次第では、アルジェリアの2連覇もあるだろう。今大会のMVP候補の一人だ。
■南野のライバル
リバプールに所属するセネガル代表FWサディオ・マネもMVP候補の一人だ。左ウィングを主戦場とするマネはリバプールでは南野拓実のライバルだ。絶対的存在としてリバプールの攻撃陣を牽引している。マネの特徴はやはりスピードだ。抜群の瞬発力で相手を置き去りにし、一瞬でゴールを奪うことができる。守備にも貢献できるハイプレスも魅力的だ。
前回のアフリカネーションズカップでは、グループリーグの初戦タンザニア代表戦以外全てにフル出場。3ゴール1アシストを記録するも、決勝でアルジェリアに0−1の敗戦を喫し、惜しくも優勝を逃した。今大会で雪辱に燃えているに違いない。セネガルの優勝は前述のクリバリと攻撃陣を牽引するマネの出来にかかっていると言っても過言ではない。果たして、マネは前回大会の雪辱を果たすことができるだろうか。
■エジプトが誇る爆速王
エジプト代表が誇る「爆速王」モハメド・サラーは今大会大注目の選手だ。リバプールの絶対的エースはその市場価値は実に1億ユーロ(約130億円)。今季はここまでプレミアリーグで20試合に出場し、16得点9アシストを記録。昨季はハリー・ケインにあと一歩及ばず、22ゴールで得点ランキング2位となってしまったが、今季は2位のディオゴ・ジョッタに6点差をつけて首位を独走している。
圧倒的なスピードを誇るサラーは、ドリブル、シュート、パスと全てがワールドクラス。鋭い切り返しからのシュートを止められる選手は多くない。その左足で今季も数々のゴールを決めてきた。
前回大会のエジプトはグループリーグ全勝で突破するも、決勝トーナメント一回戦で南アフリカに敗れ敗退。サラーは2ゴールに終わった。果たして、リバプールの絶対的エースはエジプトを優勝に導くことができるだろうか。