フェドカップ・ワールドグループ準決勝「ベラルーシ対スイス」(4月22、23日/ベラルーシ・ミンスク/室内ハードコート)のシングルス第1試合で、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベルラーシ)が攻撃的なプレーでビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)…

 フェドカップ・ワールドグループ準決勝「ベラルーシ対スイス」(4月22、23日/ベラルーシ・ミンスク/室内ハードコート)のシングルス第1試合で、アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベルラーシ)が攻撃的なプレーでビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)から36本のウィナーを奪い、6-3 5-7 7-5の接戦に勝利した。試合時間は2時間48分。

 シングルス第2試合ではティメア・バシンスキー(スイス)がアリナ・サバレンカ(ベルラーシ)を6-4 7-5で倒した。この試合のバシンスキーは、19歳のサバレンカの50本の凡ミスに助けられての勝利だった。これで対戦成績は1勝1敗のタイとなった。

 元世界ナンバーワンのビクトリア・アザレンカ(ベルラーシ)は出産・子育てにより休養中のため、ベルラーシチームの中で世界ランク100以内の選手は96位のサスノビッチのみとなっている。

 日曜日は初日の相手を入れ替えたシングルス2試合とダブルスが行われる。シングルスはバシンスキーとサスノビッチ、ゴルビッチとサバレンカが対戦し、ダブルスはスイスがベリンダ・ベンチッチとマルチナ・ヒンギス、ベルラーシがオルガ・ゴボルツォバとベラ・ラプコの出場が予定されている。

 ベルラーシはフェド杯では今回が初の準決勝となる。スイスは1998年にスペインを倒して以来、2度目の決勝進出を目指している。(C)AP(テニスマガジン)