フェドカップ・ワールドグループ準決勝「アメリカ対チェコ」(4月22、23日/アメリカ・フロリダ州サドルブルック/クレーコート)のシングルス第2試合で、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)がシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を6-3 6-3で…

 フェドカップ・ワールドグループ準決勝「アメリカ対チェコ」(4月22、23日/アメリカ・フロリダ州サドルブルック/クレーコート)のシングルス第2試合で、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)がシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を6-3 6-3で破り、初日の結果を1勝1敗のタイにもち込んだ。

 世界ランク38位のシニアコバは5度あったブレークのピンチをすべてしのぎ、自身は相手のサービスゲームを2度ブレークして勝利を掴んだ。49位のロジャーズは第2セットの最終ゲームで2度のダブルフォールトをおかし、試合を終わらせてしまった。

 この試合に先立ち行われたもうひとつのシングルスでは、ココ・バンダウェイ(アメリカ)がマルケタ・ ボンドロウソバ(チェコ)を6-1 6-4で倒してホームのアメリカに1勝0敗のリードを与えていた。全豪オープンのセミファイナリストで世界ランク24位のバンダウェイは19歳でフェド杯デビュー戦となるボンドロウソバに対して第1セットをわずか27分で先取し、フェド杯での連勝を7に伸ばした。

 日曜日は初日の相手を入れ替えたシングルスとダブルスが行われる。シングルスはバンダウェイとシニアコバ、ロジャーズとボンドロウソバが対戦し、ダブルスはアメリカがベリンダ・ベンチッチとベサニー・マテックサンズ、チェコはデニサ・アレルトバとクリスティーナ・プリスコバの出場が予定されている。

 チェコはフェド杯で現在3連覇中で、ここ6年で5度のタイトルを獲得している。この対戦の勝者は、もうひとつの準決勝「ベラルーシ対スイス」(ベラルーシ・ミンスク/室内ハードコート)の勝者と11月11、12日に行われる決勝で戦うことになる。ベラルーシとスイスの準決勝は、1勝1敗で初日を終えている。(C)AP(テニスマガジン)