2018年の日本ダービーを制したワグネリアン(牡7、栗東・友道康夫厩舎)が多臓器不全を発症し、1月5日に死亡したこと…
2018年の日本ダービーを制したワグネリアン(牡7、栗東・友道康夫厩舎)が多臓器不全を発症し、1月5日に死亡したことがわかった。JRAが6日に発表した。
ワグネリアンは父ディープインパクト、母ミスアンコール、母の父キングカメハメハという血統。
2017年7月に中京競馬場の2歳新馬戦でデビューし、初勝利。続く野路菊Sも快勝し、重賞初挑戦となった東スポ杯2歳Sを3連勝で制した。
年明け初戦には弥生賞を選択し、2着。権利を得て出走した皐月賞では7着と精彩を欠いた。巻き返しを期した日本ダービーでは8枠17番からのスタートとなったが、積極策で前目につけると最後に逃げたエポカドーロを捕らえて優勝した。鞍上の福永祐一騎手はこれが悲願の日本ダービー初制覇だった。
その後も、2018年神戸新聞杯を勝利。2019年の大阪杯とジャパンCでは3着に好走した。昨年11月のジャパンC(18着)がラストランとなった。
通算成績は17戦5勝。獲得賞金は5億1243万7000円(付加賞含む)。
(JRAのホームページより)