第30回全日本高校女子サッカー選手権が3日、開幕した。優勝を目指し、激戦を繰り広げる出場チームが紡ぐ物語を紹介していく。…

第30回全日本高校女子サッカー選手権が3日、開幕した。優勝を目指し、激戦を繰り広げる出場チームが紡ぐ“物語”を紹介していく。

「一緒に優勝したいです」

姫路城のお膝元から日本一を目指す日ノ本学園。キャプテンのMF箕輪千慧とストライカーのFW内田光は、神奈川県の中学時代から同じチームでプレーする“相棒”だ。
箕輪は1年生からレギュラーの座を掴んだ一方、内田は膝の怪我で思うように動けず活躍の場は少なかった。高校3年間で初めて一緒に出場する選手権。卒業後は別々の道に歩む2人が、最後の大会に懸けた思いを吐露する。