フルカチュ、マイクシャクがシングルスで躍動1月5日、今シーズン開幕戦のひとつで…

フルカチュ、マイクシャクがシングルスで躍動

1月5日、今シーズン開幕戦のひとつである男子国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・シドニー)ラウンドロビン・グループD第3戦が行われ、世界ランク9位のフベルト・フルカチュ擁するポーランドが、アルゼンチンを3-0で下し、ラウンドロビン全勝で決勝トーナメント進出を決めた。

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第1戦のギリシャ、第2戦のジョージアを下したポーランド。この日は、ともに2勝0敗で並んでいたアルゼンチンと対戦。勝った方が決勝トーナメント進出を緊迫感ある試合となった。

第1試合に登場したのは、今大会いまだセットを落としていない好調のカミール・マイクシャク(ポーランド/同117位)。ランキングで格上のフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン/同44位)との対戦となったが、第1セットを逆転で奪うと、第2セットのタイブレークでは、4ポイントを連取。流れをつかんで、6-3、7-6(3)でポーランドが先勝した。

続く第2試合に登場したフルカチュは、ディエゴ・シュワルツマン(同13位)と対戦。第1セット序盤から強烈なサーブを生かし、流れをつかむと2度のブレークに成功。6-1と先取すると、第2セットでも度々チャンスを作り出す。第9ゲームでブレークし、シュワルツマンにチャンスを与えず、6-1、6-4で勝利。第3試合のダブルスも勝ち、3-0でアルゼンチンを下して決勝トーナメント進出を一番乗りで決めた。

試合後、フルカチュは「最高の気分だよ。カミール(マイクシャク)をとても誇りに思う。彼は今日、素晴らしい仕事をしてくれた。最初に大きな勝利を手にしたことで、僕がいい試合をできた」と満足気に語り、ジュニアの頃から戦ってきた仲間たちと準決勝に進むことができたことを喜んだ。