​ ​ ​ 2021年の年末こそ名前がなかったものの、2016年以降、年末には女子格闘技の顔の一人として、毎年、何かしらのカタチでラインナップされてきた浅倉カンナ。それが昨年末は一転して自宅でRIZINを視聴することに。いったい浅倉は…


 2021年の年末こそ名前がなかったものの、2016年以降、年末には女子格闘技の顔の一人として、毎年、何かしらのカタチでラインナップされてきた浅倉カンナ。それが昨年末は一転して自宅でRIZINを視聴することに。いったい浅倉はリング上をどんな思いで観ていたのか。全4回の第3回。(聞き手=Show大谷泰顕)

【動画】「天心は(五味の)パンチをワザと受けていた」RIZIN大晦日2021直後、天心の同僚ファイター・白鳥大珠を直撃!
・今すぐ読みたい→
同僚・扇久保の優勝に浅倉カンナ「感動しました。テレビの前で号泣しました」 浅倉カンナが大晦日の『RIZIN.33』の感想を激白①
https://cocokara-next.com/athlete_celeb/kannaasakura-rizin33-summary-01/



――カンナさん、あけましておめでとうございます。
「おめでとうございます。今年もよろしくお願いします」

――こちらこそ、よろしくお願いします。早速なんですけど、大晦日の『Yogibo Presents RIZIN.33』(さいたまスーパーアリーナ)について話を聞かせてください。
「はい、わかりました」

――まず、今回の大晦日のリング上にはカンナさんの名前がなかったんですけど、大晦日はどう過ごしていましたかね?
「家にいました」

――RIZINを映像で見ていたと。
「(有料の)RIZIN LIVEで見ていましたね」

――じゃあ、リアルタイムでずっと見ていた感じなんですね。
「地上波の中継が始まってからはそっちを見ていたんですけど、ほぼ(全試合)見ていました」

――カンナさんにとっては興味深い試合が多かったと思うんです。
「そうですね、はい」

――直接的に関係のあるところから行くと、『RIZIN.33』では女子格闘技の試合が2試合ありました。
「はい」

――試合順通りに聞いていくと、まずは浜崎朱加vs伊澤星花戦なんですけどね。
「うーん…」

――王者・浜崎選手がMMA5戦目の伊澤選手に、まさかのTKO負けという、ちょっと衝撃的な結末でした。
「いやー、なんか自分も悔しかったですね…」

――悔しかった?
「みんなで作りあげてきたっていうのもあると思うので」

――わかります、わかります。
「RENAさんから始まって…」

――今の流れにつながる女子格は2015年の年末にRENAさんがRIZINに出たところからですもんね。
「はい。それを一気に、こんな感じで……」

――ホントですねえ!
「あのー、自分は伊澤選手も、昔からレスリングをやっている選手なので、知っているんですよ」

――あ、そうなんですね。
「でも、当時はすごく不器用なタイプだったから、努力しているんだなあと思って。その勢いよく上がってきた選手に、こんな風になっちゃうんだなーと思いましたね。すごい自分がショックでした…」

――伊澤選手を知っている、というのはいつ頃の伊澤選手の話なんですか?
「小学生くらいの話ですね」

――小学生!
「レスリングで知っていて。試合もしたことあるのかな?練習とかもしたことがあるかもしれない」

――そんな小さな頃から。
「はい。だから(伊澤が)格闘技を始めたって聞いた時に、『始めたんだ』って思いましたね」

――試合前に話を聞かせてもらったら、伊澤選手はレスリングや柔道をやりながらここまで来て、「格闘技には興味がなかった」と話していて、MMAの練習もここ1年半くらいだとか。
「すごいですねえ……」

――それがいきなりあんな衝撃を起こすとは。
「すごい。本当にすごいです」

――逆にカンナさんが伊澤選手と闘うことになったらこうしよう、みたいなことは考えましたかね?
「いや、まだ全然考えてはいないんですけど、なんだろう…自分も去年は『RIZN.31』(10月24日、ぴあアリーナMM)で大島沙緒里選手に負けてしまって。すごい、この階級の動きが変わってきたなっていうのはあるのでまた気持ちが変わりましたね。全員倒していきたいですね」

[文:Show大谷泰顕]

・今すぐ読みたい→
一夜にして全てを手に入れた扇久保の勝因は?かつてリング上で公開プロポーズした元PRIDEファイターが祝福解説
同僚・扇久保の優勝に浅倉カンナ「感動しました。テレビの前で号泣しました」 浅倉カンナが大晦日の『RIZIN.33』の感想を激白①
皇治、井上直樹、朝倉海の勝利予想を全部ハズし「もう予想はヤメようかな(笑)」 天心の同僚イケメン格闘家・白鳥が大晦日のRIZINを総評①