羽生結弦の4回転アクセル挑戦や、樋口新葉の悲願の五輪出場決定など、多くの感動とともに幕を閉じた全日本フィギュア選手権。

五輪代表の切符を掴んだ選手たちは、ここから2月に開催される北京五輪へ向け、さらなるパフォーマンス向上を目指す。

そんなフィギュアスケートについて、元日本代表の中野友加里さんが様々な角度から魅力や楽しさを発信しているYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」。

なかでもファンに好評な企画の一つが、ゲストを招いた対談企画だ。同チャンネルではこれまで、トリノ五輪金メダリストの荒川静香さんをはじめ、元世界女王の安藤美姫さん、バンクーバー五輪代表の小塚崇彦さんなど、数々のスケーターたちと対談をくり広げてきた。

そして先日、6人目のSPゲストとして登場したのが、元日本代表の今井遥さんだ。

その第1弾として公開された動画では、現役時代中野さんと同じくスピンを得意としていた今井さんが明かす衝撃エピソードについて語られた。

【動画】今井遥さんが語る、スピンの名手がまさかの失敗とは!?
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「衣装に重りをつけていた」荒川静香さんが明かす衝撃衣装秘話とは https://cocokara-next.com/athlete_celeb/yukarinakano-shizukaarakawa-04/


中野さんもびっくりの事実とは

現役時代、ドーナツスピンが代名詞になるなど、スピンに関して特に得意としていた中野さん。

実は今井さんも同じくスピンを得意としていたスケーターだ。

「小さい時、元々ジャンプよりスピンの方が好きでした。友達とふざけて、こういうスピンをやってみようとか本当遊びながら練習をしていた感じですね」

その中でも中野さん同様ドーナツスピンに定評があった今井さん。

そんな今井さんから、中野さんも驚きの事実が明かされた。

「私、ドーナツスピンは友加里ちゃんのを見て真似していたんです。ビデオとかを見て、こういう風に持っているんだって友達と遊びながらやっていたのがきっかけです」

今井さんが苦手にしていたスピンは・・・

今回、中野さんが監修する出版本「フィギュアスケート スピン 完全レッスン 動画で技術と魅せ方に差がつく(コツがわかる本!)」(メイツ出版)のモデルとして協力されたという今井さん。

依頼を受けた際、嬉しい反面こんな複雑な思いがあったという。

「最初に連絡をもらった時は、ビックリしました。すごく嬉しかったんですけど、私引退してからアイスショーに出演しているんですが、アイスショーの時って、限られたスピンしかやらないんです。練習の時もそのスピンしかやらなかったので、本当に私で大丈夫かなって心配になりました」

こう語るのも、実は苦手としていたスピンもあったという今井さん。

スピンの名手から、こんな失敗エピソードが語られた。

「私は、フライングシットスピンが苦手でした。ジュニアの頃は必須で入っていたんですが、シニアになってからは一度もやらなかったですね(笑)避けて避けてきました。
一回試合で失敗したことがあります。しゃがむ時にバランスを崩してしまって・・・。そのくらい難しいんですよね、あのスピン」

スピンを得意としていた2人ならではの対談。

動画内ではこの他にも、今井さんが全日本Jr.選手権で優勝した当時についても明かされている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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