アシックスジャパンは、東洋大学の桐生祥秀が着用する陸上短距離用スパイクシューズを新たに開発し、提供した。スパイクシューズは、無限の可能性を表すホワイトに、頂点を極めるという思いを込めたゴールドをあしらったデザインを採用。足の計測や走行分析実…

アシックスジャパンは、東洋大学の桐生祥秀が着用する陸上短距離用スパイクシューズを新たに開発し、提供した。

スパイクシューズは、無限の可能性を表すホワイトに、頂点を極めるという思いを込めたゴールドをあしらったデザインを採用。足の計測や走行分析実験などをアシックススポーツ工学研究所で行って得た知見と、桐生の意見を取り入れて作製された。

桐生の「足裏全体で接地したい」という要望に応え、靴底は従来よりも反りを抑えたフラット構造を採用。素材は前部に反発性、軽量性に優れた合成樹脂、中部から後部にかけてグラスファイバーで強化して剛性を高めた特殊合成樹脂を採用している。前部の外周部分に配置した6本のピンをすべて固定タイプにすることで、軽さを追求。片足の重量が約120グラムとなっている。

アッパーには、ポリエステル繊維に弾力性の高い繊維を配列した特殊構造を有し、軽量でバネのような性質を持つ「HL-0(エイチエルゼロ) メッシュ」を採用。高密度で厚さが約0.5mmと薄く、過度な締めつけを抑える特徴も持つHL-0メッシュを足の形状に沿うよう立体的に裁断して成形し、縫製箇所を極力減らすことで高いフィット性を発現させている。