■千葉…

■千葉ジェッツ vs 富山グラウジーズ(@船橋アリーナ)

12月29日15時5分

 前節、青山学院記念館に乗り込んでサンロッカーズ渋谷と対戦した千葉ジェッツ。第1戦は相手の4.2パーセントという3ポイントシュート成功率も助かり、失点をわずか50点に抑えることに成功し先勝した。しかし、第2戦では合計91失点と堅守が崩れ9点差で黒星。富樫勇樹が5得点5ターンオーバーと振るわなかった一方で、ベンドラメ礼生にはキャリアハイとなる33得点の活躍を許してしまった。

 今シーズンはまだ連敗がない千葉。地区首位キープで年内を終えるためにも、今節行われる1試合のみのホームゲームは確実に白星をつかみたいところ。千葉が今回対戦する富山グラウジーズは、前節の群馬クレインサンダーズとの初戦を12点差で勝利。ジュリアン・マブンガの15得点10アシスト8リバウンドに加え、3本の3ポイントシュートを射抜いた松井啓十郎の活躍も光った。第2戦は惜しくも90-95で敗れはしたものの、群馬戦からジョシュア・スミスが先発復帰を果たし、かつて千葉でプレーした晴山ケビンも2試合連続2ケタ得点と好材料もあった。

 昨シーズン、千葉と富山が船橋アリーナで対戦した際には千葉が連勝をマーク。だが、その1つはダブルオーバータイムまでもつれ込んでおり、富樫が40得点、マブンガ47得点と両エースが点を取り合い1点差で決着がついた。ホームの千葉としてはSR渋谷戦からディフェンスの修正が問われるが、再び両チームが激しく打ち合う展開にも期待したい。敵地で白星を狙う富山は、ブライス・ジョンソンがインサイドで奮闘できるかもポイントだ。

文=小沼克年

■ロスター

・千葉(HC:大野篤史)

ジョシュ・ダンカン

富樫勇樹

赤穂雷太

大宮宏正

西村文男

大倉颯太

佐藤卓磨

藤永佳昭

ギャビン・エドワーズ

ラシードファラーズ

原修太

ジョン・ムーニー

クリストファー・スミス

・富山(HC:浜口炎)

小野龍猛

山口祐希

飴谷由毅

ブライス・ジョンソン

阿部友和

水戸健史

上澤俊喜

宇都直輝

松井啓十郎

ドワイト・ラモス

ジュリアン・マブンガ

晴山ケビン

ジョシュア・スミス