全日本選手権で優勝、北京五輪代表に当確 フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は26日、さいたまスーパーアリーナで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)が合計322.36点で優勝した。…

全日本選手権で優勝、北京五輪代表に当確

 フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は26日、さいたまスーパーアリーナで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)が合計322.36点で優勝した。3大会連続の五輪出場を当確させた。世界史上初の大技・4回転アクセル(4回転半)は両足着氷も、圧巻の高得点で全日本選手権は2大会連続6度目の優勝。男子フィギュア界の先輩からも、演技直後に称賛が送られている。

 今季初戦のフリー、羽生がフィギュアファンを魅了した。冒頭、大技の4回転アクセルに挑戦。高い跳躍を見せたが、両足着氷でダウングレードと判定された。それでも残るジャンプは全て成功。プログラム「天と地と」を演じ切り、フィニッシュ後はスタンディングオベーションを浴びた。

 貫録を示した五輪連覇王者に、男子の先輩スケーターからも賛辞が送られた。村上大介さんはツイッターで、宇野、鍵山を含めた上位3人の演技に言及。「プレッシャーの中でも素晴らしいパフォーマンスでした」と綴った。

 またバンクーバー五輪代表・織田信成さんもツイッターを更新。「4A挑戦してからのジャンプ完璧は流石過ぎるしジャンプとジャンプの距離短すぎて、そっからなんで跳べるの?連発で凄すぎ。笑 宇野くんも鍵山くんも素晴らしかった! お疲れ様です!」と衝撃を伝えた。(THE ANSWER編集部)