バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)のカルロ・アンチェロッティ監督は、レアル・マドリード(スペイン)に敗れたUEFAチャンピオンズリーグ(準々決勝)のあと、審判のジャッジにミスがあったと話した。アンチェロッティ監督が「明らかなミス」と言ったのは…
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)のカルロ・アンチェロッティ監督は、レアル・マドリード(スペイン)に敗れたUEFAチャンピオンズリーグ(準々決勝)のあと、審判のジャッジにミスがあったと話した。
アンチェロッティ監督が「明らかなミス」と言ったのは、後半39分にアルトゥーロ・ビダルが2枚目のイエローカードで退場になった場面。ビダルの足はボールへ行っていたと納得できない表情を見せた。
「審判がミスを犯していなければ何が起こっていたかは分からない」と話すアンチェロッティ監督。「疑問の残る判定が多すぎる。今回はビデオを見る必要もない。まったく疑問の余地はない。ビダルがボールを触っていたのは見れば分かることだ」
前後半90分が終わって2戦合計スコアで並んだ両チーム。勝負は延長戦にもつれ込んだが、数的不利のバイエルンはクリスティアーノ・ロナウドにハットトリックを決められ敗れた。
勝敗を左右する判定だっただけに、試合後の会見では「もしビデオ判定があれば結果は変わったか」という質問も出た。だがアンチェロッティ監督は「それは分からない。あまり話を大きくするつもりはない。私は単純にこの試合での審判の判定について評価をしたい」と話すにとどめた。
バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ 参考画像(2017年2月11日)(c) Getty Images