楽天は22日、日本ハムから自由契約となっていた西川遥輝外野手の獲得へ基本合意に達したことを発表した。西川は球団を…

楽天は22日、日本ハムから自由契約となっていた西川遥輝外野手の獲得へ基本合意に達したことを発表した。西川は球団を通じて「心機一転、また一からやる気持ちです。東北を熱く盛り上げたいと思いますので、楽天イーグルスファンの皆さん、よろしくお願いいたします」とコメントした。
DeNA入団が決まった大田泰示、秋吉亮とともにノンテンダーとして契約保留権を放棄され、12月2日に自由契約選手として公示されていた。一時は巨人が獲得へ向けて調査を本格化させたとも報じられていたが、結局同一リーグへの移籍に落ち着いた。
西川は24盗塁した今季も含めて4度の盗塁王に輝き、通算311盗塁を誇る。今季の楽天は茂木栄五郎と辰己涼介の6盗塁がチーム最多。チーム盗塁数は4年連続でリーグワーストに沈んでいる。そんなチーム事情から、機動力のテコ入れに最適な人材、という指摘もまま見られた。
だが、今回の獲得に首を捻る楽天ファンも少なくない。今季の打線にとって、最大の課題は右打者不足。中心打者のほとんどが左打者で、左腕をぶつけられると途端に手が打てなくなるのが楽天打線だったからだ。
今季の安打数トップから並べても一目瞭然。トップが153安打の鈴木大地。2位130安打の浅村栄斗こそ数少ない右打者だが、3位129安打の岡島豪郎、4位125安打の島内宏明、5位106安打の茂木栄五郎、6位97安打の小深田大翔、7位84安打の辰己涼介までずらり左打者が並ぶ。8位45安打の太田光は右打者だが、9位43安打の山﨑剛、10位27安打の渡辺佳明、11位26安打の銀次まで、ほぼ全員が左打者という布陣だ。
ポジション的にも左打ちの外野手が飽和状態にある。今季は正右翼手だった岡島、正左翼手だった島内、正中堅手だった辰己、そして内野手登録ながら外野でも起用される山﨑、渡辺もそろって左打ちの外野手。今季の出番は少なかったが将来性が期待される小郷裕哉、武藤敦貴も左打ち外野手である。内野で将来性が期待される黒川史陽も左打ちで、ここまでチーム内での構成が偏るのも珍しい。
12月上旬に契約合意が発表された新助っ人のホセ・マルモレホスも左打ち。24日に契約合意が発表されたクリス・ギッテンスこそようやく待望の右打ちだが、このままでは来季も右打ちは浅村とギッテンスと捕手の3人だけ、という打線になりそうだ。
機動力という課題は埋められそうだが、右打者不足というアンバランスさについては拍車をかけるだけとなった西川の獲得。似たタイプの中距離打者がそろう左打ちの外野手については、トレードでの整理が必要に迫られているのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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