「スポーツ界の名珍場面総集編」3月、表彰台での姿が話題に 初々しい姿が、ファンの視線を奪っていた。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、スポーツ界で記憶に残った出来事を振り返る「スポーツ名珍場面2021」。3月に…

「スポーツ界の名珍場面総集編」3月、表彰台での姿が話題に

 初々しい姿が、ファンの視線を奪っていた。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、スポーツ界で記憶に残った出来事を振り返る「スポーツ名珍場面2021」。3月にスウェーデンで行われたフィギュアスケートの世界選手権では、鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)が銀メダルを獲得。表彰式でのぎこちない様子には「先輩を真似してるの?」などと反響が集まり、本人も反応していた。

 シニアデビューシーズンらしい一幕だった。鍵山は表彰式で、優勝したネイサン・チェン(米国)の右隣に立っているが、落ち着かない様子だ。チェンを挟んで逆側に立つ先輩・羽生結弦(ANA)をキョロキョロ見て、立ち位置や花束の持ち方を確認しているようだった。ジュニア時代には何度も国際舞台の表彰式に参加したが、シニアの大舞台ではまだ慣れていなかったのかもしれない。

 当時17歳だった鍵山の姿を収めた動画がSNSで拡散されると、本人も反応。目と泣き笑い絵文字で引用リツイートした。日本のファンからは「昔の宇野くんみたい」「ゆまち可愛い」「先輩を真似してるの?」「初々しくて可愛らしかった」などと反響が寄せられていた。

 この大会では、ショートプログラム(SP)後のキス・アンド・クライでコーチで五輪2大会出場の父・正和さんと歓喜する姿も話題となった。今季はグランプリシリーズで2勝。24日の全日本選手権・男子SPでは31番目に登場する。(THE ANSWER編集部)