JLPGA年間表彰式 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、都内のホテルで2020-21年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。普段のゴルフウェアとは一変し、会場…

JLPGA年間表彰式

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、都内のホテルで2020-21年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。普段のゴルフウェアとは一変し、会場は豪華絢爛な式典となった。

 昨年はコロナ禍により多くの大会が中止となったため、今季は2020-21年統合シーズンとして行われた。年間表彰式の開催も2年ぶり。52試合の長丁場を戦い抜いた女子ゴルファーたちが煌びやかな装いで出席した。原英莉花は肩を出した黒のロングドレスを着用。背中がざっくりと空いた1着に「ロングドレスは着たことがなかったので、初めて挑戦しました」と、ちょっぴり照れくさそうに赤面した。

 百花繚乱の女子ゴルファーたち。敢闘賞の西郷真央、4月に初優勝した山下美夢有、若林舞衣子らは着物姿で登場した。渡邉彩香は上下真っ赤な装い。申ジエは上下ブラウンのジャケットとパンツスタイル、黒のインナーでボーイッシュに決めた。沖せいらは黒ぶち眼鏡に蝶ネクタイ付き。セキ・ユウティンは花柄模様のドレスに髪を束ねたスタイルだった。

 女子プロ仲間から美容について質問されるなど、お洒落に定評のある吉田優利は、紫のお姫様スタイル。西村優菜はシックなノースリーブに、首元は豪華なアクセサリーを身につけた。母に選んでもらったという淡いピンクのドレスをまとった小祝さくらは、「ベストコメント賞」を受賞。式の壇上で司会の徳光和夫氏に「ゴルフへのこだわりは?」と問われたが、「ないです」とポツリ。会場の笑いを誘うと、徳光氏に「予想通りの答えですね」といじられていた。

 東京五輪銀メダルの稲見萌寧は「賞金ランク1位」など4冠に輝いた。青と白のワンピースでドレスアップ。髪をまとめ、首元は煌びやかアクセサリーで着飾った。いくつか試着したものから選び「柄ものとかフリフリ系は着ないので新鮮な感じでいいかなと思ってこれにしました。ちょっと慣れない感じはありますね」と笑顔を見せた。

 古江彩佳は年間最優秀選手賞と新人賞の2冠。渋野日向子はベストショット賞に輝いた。両者は12日(日本時間13日)まで米女子ツアー最終予選会(Qシリーズ)に出場し、隔離期間中のためこの日は欠席した。(THE ANSWER編集部)