セレッソU-23の一員としてJ3デビューを経験東福岡の17番・大渕来珠は異色の経歴の持ち主である。高校年代ではセレッソ大…
セレッソU-23の一員としてJ3デビューを経験
東福岡の17番・大渕来珠は異色の経歴の持ち主である。高校年代ではセレッソ大阪U-18に進むと、同U-23の一員としてJ3デビューも果たした逸材だ。しかし一方で、「選手権に出たい」と高校サッカーへの思いを捨てきれず、今年の春に東福岡への転校を決意。鳴り物入りでやってきた異才は、選手権予選でチームの救世主となり“赤い彗星”を全国へと導いた。
精度の高いキックとキレのあるドリブルを武器にチャンスを生み出すのが大渕のプレースタイル。そして、なによりも最大の特徴は「両方蹴れる」。左利きと間違われるほど精度が高い左足だ。 福岡県予選では3試合連続ゴールを記録した大渕だが、準決勝と決勝でのゴールはともにペナルティエリア外から左足を振り抜いたものであり、その精度は実証済み。さらに、2ゴールとも途中出場からの決勝点であり、流れを引き寄せ勝負を決めるまさにスーパーサブである。
大渕にとっては「最初で最後の選手権」。夢みた舞台で、彼の両足から放たれるキックは“赤い彗星”の命運を握るだろう。