JLPGA年間表彰式 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、都内のホテルで2020-21年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表。渋野日向子(サントリー)は「ベストショット賞」を受賞した。今月12日(日本時間13日)まで…

JLPGA年間表彰式

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、都内のホテルで2020-21年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表。渋野日向子(サントリー)は「ベストショット賞」を受賞した。今月12日(日本時間13日)まで米女子ツアー最終予選会(Qシリーズ)に出場し、隔離期間中のためこの日は欠席。「少しでも明るいニュースを皆様に届けられるよう頑張っていきます」などとメッセージが代読された。

 昨年はコロナ禍により多くの大会が中止となったため、今季は2020-21年統合シーズンとして行われた。年間表彰式の開催も2年ぶり。52試合の長丁場を戦い抜いた女子ゴルファーたちが煌びやかな装いで出席した。

 渋野は10月上旬に約1年11か月ぶりの復活優勝。10月末の樋口久子・三菱電機レディスで2勝目を挙げた。同大会の最終日プレーオフ1ホール目、18番パー5の第2打がメディア投票で決まる「ベストショット賞」に選ばれた。残り221ヤードから3ウッドで放ったボールはグリーンエッジで跳ね、ピン下3メートルへ2オン。本人も「もう、一生打てない」と表現するスーパーショットでイーグルを奪い、優勝をたぐり寄せた。

 会場で代読された渋野のメッセージは以下の通り。

「プレーオフのセカンドショットは、あそこまでギリギリは狙っていなく、打った瞬間は少しドキッとしましたが、攻める気持ちがあったことが結果的に良い方向に転がったのだと思います。また、最後まで応援してくださったギャラリーの皆さんの声援が後押しとなり、良いショットに繋がったことで、改めて有観客でのトーナメントのありがたさを実感しました。

 日頃からたくさんの選手の様々なプレーを見ているメディアの皆様の記憶に残るようなプレーができたことを嬉しく思います。来年は日本ツアーで戦う機会が少なくなりますが、少しでも明るいニュースを皆様に届けられるよう頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」(THE ANSWER編集部)