豪州未承認ワクチンを接種し、苦渋の決断をしたビフランツェワワクチン接種をしたと…
豪州未承認ワクチンを接種し、苦渋の決断をしたビフランツェワ
ワクチン接種をしたとしても、オーストラリアで大会に出ることができない。そんなケースも出てくるようだ。12月20日、キャリアハイ53位のナタリア・ビフランツェワ(ロシア/世界ランク194位)は、自身のツイッターで、「残念ながら、今年のAO(全豪オープン)イベントには参加できません」と綴った。
【SNS】ワクチン接種ながら欠場を発表したビフランツェワのツイート
「残念ながら、今年のAOイベントには参加しません。過去数大会で見せたテニスのレベルに達していて、個人的に本当に満足しているのでオーストラリアでプレーしたいのですが、スプートニクVはまだ承認されていないのです。いつも素晴らしいイベントを作ってくれたすべての参加者とAOチーム、頑張ってください!」と綴ったビフランツェワ。
全豪オープンの開催地メルボルンがあるビクトリア州では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、出場選手に対してワクチン接種を求めている。しかし、そのワクチンにも指定がある。オーストラリア政府発表の情報によると、国内での接種が認められているのは、ファイザー、アストラゼネカ、モデナ、ヤンセンの4社のワクチンで、入国の際に認められるワクチンが、コロナバック(シノバック)、COVIDシールド(アストラゼネカ-インド血清研究所)、BBIBP-CorV(到着時60歳未満許可/中国シノファーム社)、コバキシン(バーラト・バイオテック)となっている。つまり、ビフランツェワが打っていたロシア製ワクチン「スプートニクV」は認められていない。
同17日、テニス・オーストラリア(協会)のクレイグ・タイリーCEOは、医学的理由で選手がワクチン接種免除を申請した場合は、独立委員会が審査のうえ出場の可否を決めると発表している。しかし、こちらは“医学的理由”があった場合のケース。ビフランツェワの場合、今回は涙を飲むしかないようだ。