安田隆行厩舎といえばロードカナロア産駒、ロードカナロア産駒といえば安田隆行厩舎、というイメージがありますが、今年送り…

 安田隆行厩舎といえばロードカナロア産駒、ロードカナロア産駒といえば安田隆行厩舎、というイメージがありますが、今年送りだすロードカナロア産駒の代表格はダノンスコーピオンです。

 デビュー前から、すごく落ち着きはらった様子だったのが印象的でしたが、順調に成長をしているようですね。デビュー戦、2戦目の萩Sでともに勝利をおさめている阪神競馬場が舞台というのも心強いです。

 安田師は「センスがよくて、レースでも上手に走れています。足元もパンとしており、不安はないですね」と褒め称えていました。

 課題をあえてあげるなら、頭数の多いレースの経験がないことくらいでしょうか。デビュー戦が7頭立て、萩Sが6頭立てでした。

「少頭数だったから自分のかたちで競馬が出来たけれど、頭数が増えてもそれができるか、が課題ですね」(安田師)

 なるほど。でも、これだけ大人びた雰囲気のダノンスコーピオンなら、多少のレースのあやはこなしてくれるのではないでしょうか。

 どの2歳馬もそうですが、レースを経験するごとに具体的な課題が見えてきたりクリアできたりしていくものです。そういう点では、今とのころ、これといった欠点の見当たらないダノンスコーピオンなら、そのまま順調に勝ち星を伸ばしてくれるのでは、と思えるのです。

(取材・文:花岡貴子)