元世界王者ラファエル・ナダル(スペイン)が、エキシビション大会「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」(UAE…

元世界王者ラファエル・ナダル(スペイン)が、エキシビション大会「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」(UAE・アブダビ/12月16日~12月18日/ハードコート)での初戦を前に今の心境を語った。英スポーツメディア EUROSPORTなど複数のメディアが報じている。【実際の動画】アブダビで練習するナダル

これまで同大会に11回出場し、5回優勝している35歳のナダルは、初戦となる準決勝で、世界ランキング25位のダニエル・エバンズ(イギリス)を破った元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)と対戦する。8月以降は足の怪我によりツアーを離れていたナダルは、久しぶりの実戦を前に記者会見で次のように語った。

「調子は良くなっているよ。でなければここにいないからね。これを目標にしてきたんだ。カムバックが簡単でないことはわかっているから、今は大きな期待はしていないよ。僕の目標はただ、この大会に出場して大勢の観客の前でプレーし、強い選手たちと再び戦っている自分を感じて、楽しむこと。僕はこれまでのキャリアを通してこの大会には何度も出ている。正直言って、ここしばらくはとても辛い時期だった。だから、ここに来られただけでもすごく嬉しいんだ」

アブダビの後に「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)とその前哨戦となる「ATP250 メルボルン」(オーストラリア・メルボルン/1月4日~1月9日/ハードコート)を控えるナダルは、今後の展望も語った。

「足の状態がどんどん良くなって、再び自分の望むレベルに辿り着けることを願っているよ。制限なくプレーできるようになれば、またすべてを懸けて戦いたい。それが目標だね。僕にとってはとても難しいことだけど。順調にいけば、“全豪オープン”の前の大会一つとここで2試合プレーする。“全豪オープン”のようなタフで厳しい大会の前に競技レベルの試合にかけられる時間は限られているけど、一番重要なことはいつだって同じで、健康であることだ」

「状況が変わっても対応できるように取り組んでいるし、自分では健康だと感じているから、“全豪オープン”が始まる20日前には現地入りして前哨戦に出場したいと思っているよ。これまでの練習は順調だし、正しい戦術と強度でしっかりと練習して、フィットネスにも力を入れている」とナダルは自信を覗かせ、「コンディションが万全であれば、僕は目標のために戦う闘志をまだ持っているよ」とライバルへの警告も忘れなかった。

長年にわたってファンを魅了してきたエネルギッシュでパワフルなナダルのプレーがもうすぐ見られるかもしれない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 バルセロナ」でのナダル

(Photo by Alex Caparros/Getty Images)