2球団でイチローと同僚となったマギー氏がエピソード語る 日本でも活躍し、米大リーグではイチロー氏とチームメートになったケ…
2球団でイチローと同僚となったマギー氏がエピソード語る
日本でも活躍し、米大リーグではイチロー氏とチームメートになったケーシー・マギー氏が、米放送局「MLBネットワーク」のラジオ番組「MLBネットワーク・ラジオ」でイチロー氏に感心させられたエピソードを語った。「(打席後の)ほとんどの時間はどこに球が当たったのかに費やしているんだ」などとこだわりを感じた出来事も明かしている。
マギー氏は2012年にヤンキースでイチロー氏と同僚となり、翌13年には日本に移籍して楽天初の日本一に貢献。再びMLBに戻り、15年途中からはマーリンズでもイチロー氏とチームメートになった。17年から2年間は巨人でプレーしている。
イチロー氏については「私がニューヨークに移籍した時の話だけど、イチローはバットとかを置いておくスペースをベンチ内に持っていたんだ。すごく整理整頓されていて綺麗に置かれていた。誰か忘れたけど、『絶対に触ってはいけないよ』って私は言われたんだ」と明かした。
日米で4367安打を放った男のこだわりは、マーリンズでも変わらなかった。若い選手が断りもなくバットを触ってしまっていたことがあったと回想するマギー氏は「そりゃ史上最高の選手のバットだ。触りたくなってしまう衝動は分かる気もする」と言いながら、こう続けた。
マギー氏が感心した姿「バットを見て考えているんだ」
「イチローは右翼からそいつをずっと睨んでいたんだ。ベンチに戻ってきたとき、彼は通訳をダグアウト裏に行かせて新しいものを持ってこさせたんだ。なぜなら誰かが触ったバットを彼は使いたくなかったからね」
なぜここまでバットを触らせたがらないのか。マギー氏はその理由を垣間見たことがあるとも語る。
「彼は打席が終わった後、バットを手入れして綺麗にしている。だけどそのほとんどの時間は、どこに球が当たったのかを見ることに費やしているんだ。どうすれば自分が望む場所に当てられるか、バットの当たったところを見て考えているんだ」
ベンチではボールがバットのどの部分に当たったかを確認し、次回以降の打席へ活かしていたと証言するマギー氏。日米の野球を知る名選手も、打撃を追究する姿勢には舌を巻いていた。(THE ANSWER編集部)