22年連続37回目の春高出場権を獲得した東九州龍谷。10月末の大分県代表決定戦では全試合ストレート勝ちを決め、堂々の完全優勝を飾った。さらに11月には、黄金時代を築いた名将が帰還。2年ぶりの王座奪還を目指し、“完全体東龍&rdq…

22年連続37回目の春高出場権を獲得した東九州龍谷。
10月末の大分県代表決定戦では全試合ストレート勝ちを決め、堂々の完全優勝を飾った。さらに11月には、黄金時代を築いた名将が帰還。2年ぶりの王座奪還を目指し、“完全体東龍”が始動する。

県大会で輝きを放ったのは、昨年の春高で鮮烈なデビューを果たした2年飯山エミリだ。184㎝の高身長から繰り出す強烈なスパイクが武器で、決勝の大分商業戦では第1セットで8点差とリードされた展開から連続得点し、流れを引き寄せる活躍を見せた。
エースのアウトサイドヒッター折立湖雪と、ライトからの速い攻撃を得意とするオポジット佐村真唯の“二枚看板”も健在。前年度のチームを率いた絶対的エース室岡莉乃(現・日立Astemoリヴァーレ)が抜けた穴を埋める奮闘ぶりだ。

大会後には、かつて東九州龍谷を率いて前人未到の春高5連覇を成し遂げた相原昇氏が監督に復帰。東京五輪で日本代表チームのコーチを務めた後、再び同校の教職に戻り1年半ぶりにチームの指揮を執った。世界の強豪たちと渡り合った経験を注入し、さらにチームを強化していく。

龍が雲に乗るが如く、東龍が「常勝」への道を駆け上がる。

 

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