エキシビション大会「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」(UAE・アブダビ/12月16日~12月18日/ハー…

エキシビション大会「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」(UAE・アブダビ/12月16日~12月18日/ハードコート)を直前で辞退した元世界ランキング3位のドミニク・ティーム(オーストリア)が、今の状況を語った。英スポーツメディア EUROSPORTが報じている。【関連記事】アブダビ大会、離脱したラドゥカヌやティームの代役が決定

6月に右手首を怪我して以降離脱しているティームはこの大会で約半年ぶりの復帰を果たす予定で現地入りもしていたが、開幕直前に辞退を表明。現在のコンディションは80%であり、大会に戻るには十分な状態ではないと説明している。大会初日に予定されていた元世界王者アンディ・マレー(イギリス)との試合には、代わりに世界25位のダニエル・エバンズ(イギリス)が出場することになった。

大会は辞退したものの、復帰に向けては順調だとティームは話す。「もちろんプレーしたかった。でも、あとちょっとのところまで来ているのは確かだよ。経過は予定通りだし、痛みもない。パンチトレーニングで遅れをとっているくらいだね。これまでの経験上、アブダビでは誰もが全力でプレーする。でも、僕はまだそのような試合に向けた準備ができていないと感じたんだ。フォアハンドが100%の状態にまで回復したら挑戦できるけど、今はまだ80%といったところだね」

自身のTwitterにもメッセージを載せ、「来シーズンに向けて準備を進めている」という28歳のティームが次に目指すのは「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)だ。たとえ前哨戦にまったく出場できなかったとしても、シーズン最初のグランドスラムには予定通り参加すると語る。

「このままドバイでもう1週間トレーニングをして、12月22日にシドニーに飛ぶ予定だ。クリスマスと新年をそこで過ごして、たくさん練習して、できれば“ATPカップ”でプレーしたいね。“全豪オープン”の前に250大会にも参加するかもしれない。でも、それは回復次第だし、その時点で試合に出る必要があるのかもわからない。たとえ事前に1試合も出場できなくても、メルボルンでプレーすることだけは確かだよ」

「こんなに長い間大会に出ていなかったのは初めてだから、オーストラリアでの期待値は最高レベルではない。まずは強豪選手と試合をした時の感覚を確認しないといけないからね。来年は徐々にしか試合を勝ち進むことができないと思っているよ」

慎重に復帰のタイミングを図るティームが年明けから大会に出場できることを期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「全仏オープン」でのティーム

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)