プレミアリーグ第17節、チェルシーvsエバートンが16日にスタンフォード・ブリッジで行われ、1-1のドローに終わった。 …
プレミアリーグ第17節、チェルシーvsエバートンが16日にスタンフォード・ブリッジで行われ、1-1のドローに終わった。
現在、3位のチェルシー(勝ち点36)は前節、リーズとの壮絶な打ち合いをジョルジーニョの土壇場のPKによるゴールで勝ち切り、公式戦3試合ぶりの白星を奪取。連勝を狙うミッドウィーク開催の今節は14位のエバートン(勝ち点18)をホームで迎え撃った。
リーズ戦からは先発2人を変更。負傷か新型コロナウイルス感染か、ルカクやハドソン=オドイと共にベンチ外となったハヴァーツとヴェルナーに代えて、プリシッチとツィエクがマウントと共に3トップを担った。
離脱者が多いエバートンがブランスウェイト、シムズといった若手を起用し、[3-4-2-1]の急造布陣で臨んだ中、ホームのチェルシーが序盤から相手を圧倒するプレーを見せていく。
ミラーゲームの形となったことで、各ポジションで個的優位を作り出すチェルシーは、開始6分にマウントからのスルーパスに抜け出したリース・ジェームズがボックス右に抜け出してGKと一対一を迎える。だが、ここはシュートを枠の右へ外してしまう。
さらに、畳みかけるホームチームはリース・ジェームズ、ツィエクのお膳立てからマウントに続けて決定機が訪れるが、GKピックフォードの好守などによって早々の先制点とはならず。16分のジェームズの直接FKもファインセーブに阻まれた。
以降もバタつくエバートンの守備を揺さぶり続けるホームチームは、相手に反撃の機会を与えることなく、70%を超えるボール支配率で自陣深くへ押し込めていく。36分には右CKの二次攻撃からボックス付近でリュディガー、マルコス・アロンソと細く繋いでゴール前のマウントに絶好機も、ここはGKピックフォードの素晴らしい寄せもあって決め切れない。
試合内容では完全に圧倒したが、最後の精度を欠き0-0のスコアで試合を折り返したチェルシー。後半もマウントの強烈なミドルシュートでいきなり相手ゴールを脅かす、積極的な入りを見せる。
しかし、ハーフタイムの修正によって、よりコンパクトになった相手の守備ブロックに手を焼き、徐々に膠着状態に持ち込まれる。さらに、前半はほとんど見受けられなかった相手のカウンターに晒される場面も増え始める。
そういった試合の流れを受け、トゥヘル監督は65分に2枚替えを敢行。ロフタス=チーク、マルコス・アロンソを下げてバークリー、サウールを投入した。すると、この選手交代によって流れが変わったか、待望の先制点が生まれる。
70分、自陣中央でのボール奪取からカウンターを発動。バークリー、ジェームズとスムーズにボールを展開し、ボックス右へ走り込むマウントへスルーパスが通る。この試合、ピックフォードとの駆け引きで劣勢だったマウントだが、ここでは強烈なシュートをニアサイドへ突き刺し、リーグ戦4試合連続ゴールとした。
ここまでの展開を考えれば、チェルシー勝利は堅いかに思われたが、エバートンが失点直後に見事な反発力を見せる。74分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのゴードンが高い弾道のボールをゴール前へ入れると、ファーに飛び込んだ195cmの大型DFブランスウェイトが懸命に投げ出した右足に触れたボールがゴールネットを揺らした。
今季リーグ戦初出場の19歳DFに手痛いプレミアリーグ初ゴールを献上したチェルシーは、これで公式戦6試合連続失点と自慢の堅守が崩壊。苦しい状況に追い込まれる。失点直後にはアスピリクエタを下げて負傷明けのチャロバーをピッチへ送り込む。
80分には右CKの場面でキッカーのバークリーが右足アウトスウィングで入れたボールを中央のチアゴ・シウバが打点の高いヘディングで合わせる。これがゴール左下隅の完璧なコースへ向かうが、ここはGKピックフォードの驚異的なセーブにはじき出された。
この絶好機でゴールをこじ開けられなかったチェルシーは、終盤にかけても相手を押し込んで猛攻を仕掛けていく。だが、ルカクやヴェルナー、ハドソン=オドイらアタッカー陣不在の攻撃はうまくエバートンに対応され、試合はこのままタイムアップ。
不振のエバートン相手に逃げ切り失敗のチェルシーは、上位2チームとの勝ち点差が開く痛恨のドローとなった。