2022年のシーズンに向けて、元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)が長年組んできたコーチのジェイミー・デルガド(イギ…
2022年のシーズンに向けて、元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)が長年組んできたコーチのジェイミー・デルガド(イギリス)と別れたことが明らかとなった。英BBCなど複数のメディアが報じている。【関連記事】マレーはあと一度グランドスラムで優勝できる?
マレーがデルガドをチームに迎え入れたのは、2度目の「ウィンブルドン」優勝を果たし世界ランキング1位でシーズンを終えた2016年。現役時代には「デビスカップ」に出場したこともある44歳のデルガドは、2017年後半にイワン・レンドル(アメリカ)の後任としてマレーのフルタイムのコーチに昇格。5年以上にわたってマレーの優勝だけでなく怪我に苦しんだ時期も支えてきたデルガドは今後、今年の「ウィンブルドン」3回戦でマレーを破った22歳の世界ランキング14位デニス・シャポバロフ(カナダ)を指導するようだ。
一方のマレーは2019年1月、長年苦しめられてきた股関節の再手術を受けた。しかし、リハビリに新型コロナウイルスの影響も重なり、かつてのような活躍は見せられず、ランキングは134位までダウン。マレーは最近、元イギリス人女子ナンバー1のジョハナ・コンタのコーチを務めたこともあるエステバン・カリール(スペイン)とトライアルを行い、11月の「ATP250 ストックホルム」にも一緒に参加していたが、今のところカリールがチームに加わる様子は見られない。カリールはマレーと組む前、後任のコーチを探していた世界19位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)ともトライアルを行っていた。こちらも短期的な関係に終わっており、ラドゥカヌはトーベン・ベルツ(ドイツ)と組むことを発表している。
現在のマレーは、世界21位のガエル・モンフィス(フランス)や世界22位のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を指導した経験のあるヤン・デ ヴィット(ドイツ)とトライアルを行っており、「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」(UAE・アブダビ/12月16日~12月18日/ハードコート)に向けて準備を進めている。マレーは1回戦で、6月に右手首の怪我を負って以来の試合に臨む元「全米オープン」チャンピオンのドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する。
2022年1月17日開幕の「全豪オープン」には予選から参加する見込みのマレーは、かつての輝きを取り戻せるだろうか。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2018年「ウィンブルドン」で練習中のマレー
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)