試合の八百長で有罪判決を受けたメキシコのテニス選手、ダニエル・ガルザが、処分軽減を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴した件で、不正防止機関のテニス・インテグリティ・ユニット(TIU)は7日、上訴が受け入れたと発表した。 ガルザは2…
試合の八百長で有罪判決を受けたメキシコのテニス選手、ダニエル・ガルザが、処分軽減を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴した件で、不正防止機関のテニス・インテグリティ・ユニット(TIU)は7日、上訴が受け入れたと発表した。
ガルザは2016年10月に有罪判決を受け、6ヵ月間の出場停止と5000ドルの罰金が科せられていた。
TIUによると、ガルザは2015年3月のカリフォルニア・カラバサスのフューチャーズ・トーナメントで「試合の結果に影響をおよぼそうと試みた」と説明している。
上訴の受け入れで、31歳のガルザはすぐにプレーを再開できる。彼の世界ランキングは現在2054位で、2012年には最高位294位を記録していた。
CASはガルザの訴訟費用を助けるため、2970ドルを支払った。
テニス・インテグリティ・ユニットはグランドスラム委員会、国際テニス連盟、ATP、WTAによって、テニスの不正行為と戦うために設置された機関である。(C)AP(テニスマガジン)