「スポーツ界の名珍場面総集編」10月、青木瀬令奈から贈られた粋な祝福 2021年も12月を迎えた。今年もスポーツ界では数々の名場面が誕生。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、記憶に残った出来事を「スポーツ名珍場…

「スポーツ界の名珍場面総集編」10月、青木瀬令奈から贈られた粋な祝福

 2021年も12月を迎えた。今年もスポーツ界では数々の名場面が誕生。見る者に感動を与えるスーパープレーから思わず笑ってしまう珍事まで、記憶に残った出来事を「スポーツ名珍場面2021」と題し、振り返る。今回は10月に女子ゴルフの樋口久子・三菱電機レディスで優勝した渋野日向子(サントリー)。渋野の優勝を祝福するためにわざわざ会場に戻ってきた先輩・青木瀬令奈(フリー)との2ショット写真が反響を呼んだ。

 先輩後輩の絆が見て取れた。青木がインスタグラムで投稿したのは8枚の画像。自身のプレーシーンとともに最後に掲載したのは、優勝ジャケットに袖を通した渋野との2ショットだ。ペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフ1ホール目で鮮やかなイーグルを決めて優勝した渋野は、満面の笑みでピースサイン。その隣で、ウェアから着替えた青木は右手でガッツポーズ。喜ばしい瞬間が1枚に収められている。

 青木は13位だった自身のプレーを振り返った上で「そしてしぶこ!! 劇的優勝おめでとう」と切り出したのは舞台裏のエピソード。「実は一旦帰路について速報見て並んだの確認してコース戻ったよ」。18番で劇的に追いつき、プレーオフに突入したのを見て、帰ってきたようだ。「この前は完全に帰っちゃってたから今日は立ち会えてよかった キャディのささぴーもおめでとう」と自分のことのように優勝を喜んでいる様子だった。

 投稿には、渋野本人からも「せれなさん本当に本当にありがとうございました」と感謝のメッセージ。ほかにも「戻られた優しい姉妹愛素敵です」「シブコとの2ショットとても素敵です」「ねーさん優しい」「青木さんのそういう人柄最高に好きです」「優しいですね。しぶこちゃんのために、引き返すなんて」「戻って正解 良い写真ですね」など感激したファンから続々とコメントが上がり、反響を呼んでいた。

 渋野は今季1年11か月ぶりVも含め、2勝をマーク。シーズン終了後に来季の米ツアー最終予選会に挑み、20位で出場権を獲得した。青木も4年ぶりとなるツアー2勝目を挙げ、印象深いシーズンとなった。(THE ANSWER編集部)