昨年までトーナメントで行われていた新人戦が、今年からフレッシュリーグという総当たり戦に生まれ変わった。立大は本日、初戦の法大戦を迎え、新たな顔ぶれが神宮を彩った。

5回、ビハインドの中マウンドに上がったのはルーキーの中崎(観1=立教新座)。立大投手陣唯一の1年生でベンチ入りを果たした彼が、観衆を魅了した。登板直後に147キロを計測。その瞬間、客席からどよめきが起こった。その後も、次々とバッターを抑え、立大に流れを手繰り寄せた。

そして、7回に反撃が始まった。先頭の三井(コ1=大阪桐蔭)が右前打で出塁すると、続く小倉(社2=神戸国際)もセンターへの安打でチャンスを拡大。投手の中崎が犠打を決め、舞台は整った。1番上野は第二打席でソロ本塁打を放った選手だ。その2球目、放たれた打球はセンターの頭上を越え、走者一掃の適時三塁打。同点に追いつく。次の打者には代打の山岸(観2=日大鶴ヶ丘)。相手ピッチャーの代わり端をとらえ、三塁ランナーが生還し、逆転に成功。見事な逆転劇を演じた。

7回裏にピンチを迎えるも、中崎が気迫の見逃し三振を奪って抑え、大会規定の時間制限により8回で試合終了となった。フレッシュナインは勢いに乗って初陣を勝ち取った。

明るさをモットーとしている立大フレッシュチーム。チームの雰囲気の良さが最後の1点をもぎ取れた要因だ。ベンチから盛り上げたり、フィールドに立つ選手も皆で声掛けをしていたりと、随所に良いムードが感じられた。これからも次々とニューヒーローが生まれることだろう。今後も彼らの戦いから目が離せない。

次は俺だ!輝きを放ったフレッシャー

本日の試合で、ソロ本塁打と三塁打を打った上野貴裕(コ2=市立船橋)。今日の試合前にスタメンを告げられた時、素直に喜んだという彼は、高いレベルで野球がしたいと考え、立大に入学したそうだ。そんな彼が目指すのは、去年、立大の四番を担っていた佐藤竜彦(現Honda)。同じ外野手として憧れているようで、リーグ戦で結果を残す選手になれるように、チームの勝ちにつながる一打を打ちたいと語った。

(4月16日 関根綾香=文) 

ソロホームランを放つ上野

初神宮で存分に力を発揮した上野♯7

「チームとして勝ちたかったので、思い切り振ろうと思ってやりました。そしたらホームランになって、練習でもあまりホームランを打ったことがなかったので、うれしかったです。今まで調子が良くなかったのですが、神宮で試合できて楽しくて打つことができました。」