2021年にいくつもの記録を樹立した世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、英BBCの「世界スポーツスター賞」(旧「…
2021年にいくつもの記録を樹立した世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、英BBCの「世界スポーツスター賞」(旧「外国人年間最優秀スポーツ選手賞」)にノミネートされた。スポーツウェブメディア Sportskeedaなど複数のメディアが報じている。【実際の写真】ジョコビッチら6人の候補者一覧
この「世界スポーツスター賞」の受賞者は競技に関係なく、その年のスポーツ界に大きく貢献した候補者(イギリス人選手は対象外)の中から一般の投票によって選出される。1960年の発足以来、テニス選手は17回受賞しており、マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)やマルチナ・ヒンギス(スイス)、ロッド・レーバー(オーストラリア)、ビヨン・ボルグ(スウェーデン)、クリス・エバート(アメリカ)、アーサー・アッシュ(アメリカ)、シュテフィ・グラフ(ドイツ)、ボリス・ベッカー(ドイツ)などのレジェンドがその栄誉に浴している。現役選手としてはラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)、そしてジョコビッチ自身も2011年に受賞。フェデラーは2017年に4度目の受賞を果たしており、ジョコビッチが今回受賞すれば複数回選ばれた2人目のテニス選手となる。
今年のジョコビッチは3つのグランドスラムタイトルを獲得し、フェデラーとナダルが持つグランドスラム優勝記録(20回)に並んだ。さらに「ATP1000 パリ」制覇でマスターズ通算優勝回数を37に伸ばし、同時に7回目となる年末世界ランキング1位の座を確定させ、両方の記録で歴代単独トップに立った。シーズン終盤にはセルビアチームの「デビスカップ」準決勝進出に貢献。栄えある世界スポーツスター賞を受賞できれば、華々しくシーズンを終えることができる。だが、ジョコビッチとともにノミネートされた5人の選手も、それぞれの競技で活躍してきたトップアスリートだ。その他の候補者は以下の通り。
■サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ/ボクシング)
11月にケイレブ・プラント(アメリカ)に勝利し、アルバレスは史上初のスーパーミドル級として初の4団体統一王者となった。キャリア通算成績は57勝1敗2分と圧倒的な強さを誇る。
■レイチェル・ブラックモア(アイルランド/競馬)
6km以上にわたる世界最大規模の障害レース、グランドナショナルで優勝したブラックモア。これは女性騎手として初の快挙。
■トム・ブレイディ(アメリカ/アメリカンフットボール)
タンパベイ・バッカニアーズ所属のブレイディは2月のスーパーボウルで史上最多となる7回目の優勝を達成。10月には通算パスヤード数でも歴代トップに立っている。
■エレイン・トンプソン ヘラー(ジャマイカ/陸上)
トンプソン ヘラーは「東京オリンピック」の100m、200mの両方で金メダルを獲得。前回の「リオデジャネイロオリンピック」でも両レースを制しており、2大会連続で2冠を成し遂げた史上初の女子選手となった。
■マックス・フェルスタッペン(ベルギー/F1)
7度の優勝を誇るライバル、ルイス・ハミルトン(イギリス)と死闘を繰り広げてきたフェルスタッペンは、残り1レースの時点でチャンピオンシップ争いに向けてハミルトンと同点で並ぶ。
一般投票は現地14日まで行われ、受賞者は19日にBBCの特別番組で発表される。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」でのジョコビッチ
(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)