美女馬券師のGI最終決断守永真彩~阪神ジュベナイルフィリーズ編もりなが・まあや/『日曜レース展望KEIBAコンシェルジュ…
美女馬券師のGI最終決断
守永真彩~阪神ジュベナイルフィリーズ編

もりなが・まあや/『日曜レース展望KEIBAコンシェルジュ』(グリーンチャンネル・土曜日19時30分~)にアシスタント秘書としてレギュラー出演中。『アプリ デイリー馬三郎』では予想コラムを連載。
「楽天競馬」のイメージキャラクター。母親は女優の白石まるみさん
◎サークルオブライフ
◯ナミュール
▲ステルナティーア
☆ウォーターナビレラ
守永真彩です。今年も残すところ、あと3週間。街中にクリスマス商品が並んで「もうそんな季節かぁ〜。ケンタッキー、食べたいなー」なんて思っていたら、やがて「謹賀新年」のお正月飾りまで街で見かけるようになってびっくり! ちょっと気が早い気もしますが......「師走」という名のとおり、この時期は時間がすぎていくのがあっという間に感じますね。
競馬の世界は盛り上がりの真っ只中! 毎週連続のGIシリーズもいよいよ終盤戦。年末のホープフルSまで、残り4戦となりました。
今週は若き牝馬の戦い、GI阪神ジュベナイルフィリーズ(12月12日/阪神・芝1600m)。ついこの間、新馬戦が始まったばかりだと思っていたのですが、こちらも時の流れは早いものです......。
さて、その阪神JF。3連勝でGIIIファンタジーS(11月6日/阪神・芝1400m)を制したウォーターナビレラが、武豊騎手&武幸四郎調教師の"兄弟タッグ"ということでも注目されていますが、今回、私が馬券の軸にしたいのは、兄弟は兄弟でもデムーロ兄弟!
本命は、お兄ちゃんのミルコ・デムーロ騎手が騎乗するサークルオブライフです。
阪神の芝1600mは、外回り。ゆったりとした3、4コーナーを回るワンターンのコースで、直線も長く、ゴール前には急坂があります。サークルオブライフは初の阪神競馬場となりますが、新潟と東京で長い直線を経験していますし、中山で急坂と右回りにも対応。長距離輸送も新潟で経験済みですし、末脚を生かせるこの条件が合いそうです。
2走前の未勝利戦(9月20日/中山・芝1600m)の勝ち時計は1分35秒4。ウォーターナビレラが1勝クラスのサフラン賞(10月3日/中山・芝1600m)で記録した時計(1分35秒8)よりも速いものでした。
その後も、GIIIアルテミスS(10月30日/東京・芝1600m)できっちりと差しきり勝ち。国枝栄調教師から「前走よりもいい状態で使えると思います」とのコメントもあったようですし、楽しみです。
対抗は、弟のクリスチャン・デムーロ騎手が騎乗するナミュール。
前走の1勝クラス・赤松賞(11月21日/東京・芝1600m)では、スタートして少し後方からの競馬となりましたが、直線で逃げるパーソナルハイを大外から一気に差しきって、最後は余裕を残してゴール。それでいて、アルテミスSのサークルオブライフより速い勝ち時計(1分33秒8)をマークしました。
中2週ということで、間隔が詰まるのと、初めての右回りは気になるところですが、栗東所属で長距離輸送がない分、これまでよりも負担が少なくなるのはいいのかな、と。
この中間には、鞍上のC・デムーロ騎手が実際にまたがって感覚をつかんでいます。同騎手は3年前にもダノンファンタジーでこのレースを勝っていますし、昨年の凱旋門賞を勝った世界的な手腕で、ナミュールをGI制覇へと導いてもおかしくありません。
あと、すばらしい末脚の持ち主であるステルナティーアが▲。☆には最初に触れた新種牡馬シルバーステート産駒のウォーターナビレラを。デビューからすべて違う競馬場で戦って、目下3連勝中と侮れない一頭です。
ちなみに、過去10年の阪神JFを振り返ると、1番人気は4勝、2着1回、3着1回、着外4回。連対率は50%を誇りますが、馬券に絡んだ30頭中7頭は6番人気以下の伏兵ですから、人気だけでは決まらないイメージがあります。そこで今回は、3連複ではデムーロ兄弟が手綱をとる2頭を軸にして全馬に流してみたいと思います。
【推奨馬券】
馬連軸1頭ながし(3通り)=(10)-(8)(13)(17)
3連複軸2頭ながし(16通り)=(10)-(17)-全通り