■ステルナティーア【中間調整】前走は牡馬混合の重賞サウジアラビアRC。牡馬の大物…

■ステルナティーア

【中間調整】前走は牡馬混合の重賞サウジアラビアRC。牡馬の大物コマンドラインに振り切られはしたが、まったく見劣らない脚を使えており負けて強しの2着に入っている。その後はノーザンファーム天栄へ放牧出され、11月17日に美浦へ帰厩。阪神ジュベナイルFに向けて調整されてきた。21日に坂路14-14で脚慣らし、25日にはウッドで終いだけ重点とは言え、さっそく速い時計をマーク。同じ中8週でも本数が物足りなかった前走時と比較するとかなり意欲的で、放牧先でのケアがかなり順調だったということだろう。逞しさが違っているようで日曜、水曜と自信を持って本数をこなせている。12月1日はウッドで2頭を先導し、ギリギリまで我慢させる内容。相手が迫ってきて気持ちが乗ったところでゴーサインを出されると、実に気分良く弾けてみせた。

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【最終追い切り】C.ルメール騎手が騎乗しウッドで稽古駆けする年長馬を追走。直線半ばでまだ相手との差があったが、軽く気合いをつけられるとスッとギアを上げて併入に持ち込んだ。まだお釣りは十分残っており、仕掛けどころひとつで大きく突き抜けていたかもしれない。

【見解】1週前は外先導で折り合いを意識させ、当週は動く馬に取り付く調教。臨機応変に対応できるセンスと精神面の研ぎ澄まされぶりは特筆レベルだ。前走時は体調面や気持ちの面で攻め切れなかったようだが、それであのパフォーマンス。そこを経ての今回は、本数をしっかりこなせているし内容も文句なし。放牧先の手腕も大きいし、トレセンに戻ってからの調整法もしっくりハマっている印象がある。略式起訴を受け、3カ月間の調教停止処分があった木村哲也調教師。渾身の仕上げで汚名返上へ。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。